エール for1年生
すべての1年生にとって、この4月は目が回るような1か月だったと思う。
小学1年生、中学1年生、高校1年生、大学1年生、社会人1年生、転校1年生、転勤1年生、転職1年生、転居1年生、異動1年生、昇進1年生。
いろんな1年生があるけれど、
どの1年生も去年との違いが大きくって、
怒涛の日々だったんじゃないでしょうか。
もう終わる?やっと終わる?
その感じ方は様々だろうけど、
自分でも気づかないうちに、
環境の変化に心と体はびっくりしていて、
疲れが出てくるころかもしれない。
とくに小学1年生にとっては、
ものすごい変化があったよね。
家族や通園バスが連れて行ってくれたのが、
自分で行ってらっしゃいとなり、
遊び中心だったのに、勉強になるし、
時間割なんてなかったのに、
チャイムがなって時間が区切られた生活になるし、
教科書なんてなかったのに、
教科書があるし、
一人ずつ机と椅子があるし、
授業中はうろうろしたらいけないし、
そりゃもうたまりません。
いきなりゲームルールが変わるみたいなもんです。
もちろん、小学校の先生はそうならないよう、
うまくデザインしてくれてるはずだし、
保育園や幼稚園の先生も、
それに対応できるようにしてきたはず。
ただ、変化に飛び込んでる張本人にとっては、
ゲームチェンジであることは間違いないわけで、
本当に頑張ってる。
変化への適応に、
知らず知らずのうちに一生懸命になっていて、
そろそろ疲れが出てくる頃かもしれない。
前のところが良かったよ~と、心が言っているかもしれない。
戻りたいよ~と、心が言い始めているかもしれない。
小学1年生だけでなく、すべての1年生が。
しかしきっと、多くの大人たちは知っている。
自分が一番成長したときを振り返ると、
そこには何かしら大きな変化があったことを。
変化は人を成長させる。
だからすべての1年生のみなさんにとって、
いまは、大きく成長しようとしているとき。
でも疲れたらちゃんと休んでね。
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