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Emoldurada

久しぶりになりました。
Ivan Lins作品のEmoldurada、最近よく歌っています。

額縁に入れられた、額装、という意味のようです。
読むときは「エモゥドゥラーダ」。
軽快でありながらロマンティックなメロディがとても素敵です。

ポルトガル語歌詞はこちらです。

Emoldurada / Ivan Lins
(額縁の中の君)

ぼくはせり出しの舞台を見た
彼女の瞳の光に映った舞台
キャンバスには愛する人のまなざし
額縁の中の君
通り過ぎてったポルテーラ

ぼくはぼくらのために歌い
彼女のために泣いたよ
モナルコとパウリーニョダヴィオラと一緒に
いつももうひとつのエスコーラを思って泣いたぼくは
彼女のためにポルテーラを愛したんだ
あの場所へ あの時間へ

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ぼくと彼女ではごひいきのエスコーラが違ったから、彼女のほうに合わせてた。
思い出を振り返りながら、彼女への気持ちがまだ残ってるのが伝わってきます。

改めて見ると固有名詞が多い。
ポルテーラはサンバチームの名前。
サンバチームのことはエスコーラ・ヂ・サンバと言い、エスコーラはその略。

モナルコ、パウリーニョ・ダ・ヴィオラはブラジルのサンビスタ、つまりシンガーソングライターだけれど、「サンビスタ」っていう呼び方が本当に素敵だなと思う。

Emolduradaを通じて知ることができたモナルコ。
その存在を知ってまだ日も浅い昨年12月に、88歳で亡くなったというニュースを目にしました。

パウリーニョ・ダ・ヴィオラは現在79歳。
今もリオに住み、演奏活動をしているそうです。


リハっぽい感じから始まって、リラックスした楽し気な雰囲気がとても好きです。Ivan Lins の声も好きなんだよなあ。

いろんなパーカッション登場。とても楽しい。体が自然に揺れます。

Emolduradaではないですが、モナルコの歌も。
Velha Guarda Da Portela との演奏。Monarcoかっこいいです。

こちらもEmolduradaではないですが、パウリーニョ・ダ・ヴィオラ。
真ん中の白髪の人がそうです。
この雰囲気。最高。こちらも体が自然に動きます。
よく見たら有名人がいろいろと!

パウリーニョ・ダ・ヴィオラを初めて知ったのはこの曲 ”Choro Negro”。
友人に教えてもらって大好きになった曲。
改めてこの曲の動画を探していて偶然見つけたのですが、これ素晴らしい演奏でちょっと感動しました。
クラリネットはナイロールプロヴェッタ!
モニカ・サウマーゾのツアーで聴きましたが、本当に素晴らしかったです。

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