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滋賀に移住したら見たい景色が見えてきた

私事で恐縮ですが、2021年4月30日で30歳を迎えました。

同時に滋賀県に移住して1年を迎えようとしており、最近まわりから
「どうして滋賀?」「忙しそうだけど何してるの?」と聞かれることが増えました。

これは「花田和奈」の直近1年の活動と思いの変化を紡いだお話し。
まだまだコロナは向かい風。近況報告ついでに、もしも今チャレンジを踏みとどまっていたり気分が落ち込んでいる人がいるのなら。
ちょっとでも「いろんなやり方があるっぽいし頑張ってみようかな」とか思っていただけたら嬉しいです。

私ってこんな人

文字で読むのも大変かと思うのでざっくり自己紹介グラレコを書いてみました。(2021.4.30現在)

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どうせいつか死ぬのなら旅と仕事を両立しながら大好きな人に囲まれつつ...「次の世代の人達のために生きている係」でありたいなと思い今はフォトグラファーからキャリアが始まり4つの仕事を軸に動いています。
どうしてそんな考えに至ったのかはこちら

移住のきっかけはコロナ...ではなく...

それまで東京にいたので、時期的にもコロナきっかけで移住したと思われがちですが実はそうではなく、理由としてはなんとなく東京にいるステージは終わった気がするという直感が始まりでした。
階段でいうと人生の踊り場にさしかかったような感覚。
もちろん具体的理由もいくつかあり
・自然豊かな場所が大好き
・でも交通の便は外せない
・クリエイティブユニットを発展させ地方にコミットしてみたい
・旅するからどこにいても一緒なのでは説
などありますがこれだけなら別に滋賀でなくとも良かったわけです。

ではなぜ滋賀か?といいますと知らない間に両親が滋賀に移住し実家が移動していたことと度々の帰省をきっかけに滋賀なら私の欲望が満たせるのでは?と感じたことが大きく、最終的にコロナの気配が後押しとなり移住に至りました。

ただ、不安がなかったわけではありません。6年ちょっと離れていた関西の知り合いはもちろん減っているし、仕事の繋がりも新たに構築しなければならない部分もあります。でも自分の心にこうしたいんだという「答え」があった。よく「こう感じたのは私だけでしょうか」という言い方がありますが、それには「自分だけが間違っているのではないか」という不安が含まれています。でも経験上「自分の答え」に従ったときの出会いは「社会的にこうあるべきだから」という帰属意識とは違う、ゆるやかでありつつ確固たる繋がりになることを私は知っているのです。
(その証明は過去の私だけでなく、きちんとこの後書かれるプロジェクト一覧にも現れているなと記事を書いていて感じました)

「好きの調節」で見えてきた私が見たい景色

本来なら移住後しばらくロシアとニュージーランドにでも旅をして今後を見つめ直してみようと思っていた私の計画は儚く崩れ去り、おとなしく滋賀で「好きの調節」に腰を据えてとりかかることにしました。
「好きの調節」とはつまり「私には何ができて(客観的な好き)、何をしていきたいのか(主観的な好き)」の見直しです。

コロナも相まって理想と現実の差が大きくなり、1~3月あたりは正直ちょっと意気消沈していました。滋賀に移住したものの何もできない漠然とした不安と焦り。
ですが自分の中のこどもとおとなに交互に話しを聞いてあげるような気持ちで向き合い「やっぱりこれが好きだよね〜将来こんな景色がみてみたいよね〜」と想いの軸を整える時間にしていました。

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私が見ていて楽しい景色は「目の前の人やモノが最もそれらしくいきいきと輝く姿」

つまりは"周りがハッピーなら勝手に私もハッピー"理論です。
想いの軸を整えた結果、どうせコロナなら開き直って今できることを全力でやってみようぜという腹がくくられました。

怒涛のマルチタスク。「ただ目の前の人が喜ぶことを」

見たい景色を定め、春の終わりを皮切りにここから一気にプロジェクトが動き始めました。
インプットとアウトプットの同時並行。
書ききれない&一つ一つが濃厚なのでまたプロジェクト別レポートは書きたいなと思っていますが、大きなものをピックしていくつか。

・初のオンラインメインのカメラレッスン

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一ヶ月全4回のオンラインメインのカメラレッスンを実施。最終的にはカメラ初心者からスタジオで光を操れるまでに急成長した方も。
Zoomのみで撮り方をレクチャーするのは初の試みでしたが、累計50名ほどの受講生さんにご参加いただきました。

・旅好きフリーランスたちのコミュニティ「@World」立ち上げ

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フリーランスの友人たちと、旅が好きなフリーランス達のためのオンラインコミュニティを立ち上げました。開始2日で参加者120名を突破。スキルシェアをしあったりとgiveの精神に溢れたコミュニティとなりました。

・友人の結婚式総合プロデュース

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小学校からの幼馴染の結婚式にてプランナー兼トータルコーディネーター兼カメラマンを担当させていただくという大変光栄なご依頼をいただきました。30年間で培ったすべてを出しきり、コロナと格闘しながらも各方面のご協力の下全力で友人を祝えて誇らしい気持ちです。

・地元地域との関わり

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滋賀県彦根市とご縁をいただき、カメラマンやコミュニティマネージャーとしてお仕事をさせていただく機会が増えてきました。
公民官をつなぐなど地方ならではのチャレンジにワクワクしています。

この一年は肩書きが増えたり、やってみなはれ精神で乗り越えた一年。
そのおかげでまた楽しいことがやってきて、追いつくのに精一杯です!

移住して見えてきた「たいせつなもの」

関西圏の程よいアクセスと、心身ともにがニュートラルな状態になれる琵琶湖のほとり。そんな滋賀県に移住してからというもの、価値観の中で「たいせつなもの」がより研ぎ澄まされたと感じています。以前よりイライラする事も、体調を崩すこともないし、同時に感謝の念がより大きく膨らみ、滋賀県で知り合った人達との間では穏やかな愛のサイクルが続いていることでこうしてお仕事をさせていただいています。

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私が見たい景色は見たいからと言って決して一人で見られるものではないし、私自身「一人で広げられる世界はたかが知れている」と思っています。結果だけ見ると具現化の鬼みたいに見えますが、実際はたくさんの方々のご協力を経て素直にお言葉に甘えたりしています。
そうやっておかげさまで30回目の誕生日も無事迎えることができました。

引き続き「みんなで一緒にHappy & joyになろうよ」精神ですが、お返ししようと思うほどたくさんの愛をいただいてしまう現状。
せめて巡らせられるようフィーリング合うだろうなとか、お役に立てそうだなというところがあったら気軽にお声がけいただけると嬉しいです。
プライベートでは大好きな自然とお花と旬の食べ物に囲まれる生活も、旅しながら仕事する生活もバリューセットで、自分と周りを癒やし繋ぎ歩きながら全部やっちゃいたい。

相変わらず自由人な私にいつもお付き合いくださる皆々様に改めて感謝です。いつもありがとうございます、そしてよかったらこれからも一緒に楽しい世界を共有できたら嬉しいです。

みんなで乗り越えられますように。

P.S.人生ではじめてモンハンを買ったので諸先輩方、ご指導ご鞭撻のほど宜しくお願いいたします!

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