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運動の第一歩
さて、前回は当たり前の事を書きましたが、今回は運動について書きます。
なぜ運動が必要なのかというと、
① 血流を良くする
② 筋肉を増やす、もしくは保ち、代謝を良くする
③ 余計な脂肪を減らす
④ 内臓の働きを良くする
⑤ ストレスを発散する
⑥ 消化、吸収をよくする
⑦ 免疫力を上げる
などなど、たくさんの良い効果があります。
ただ、やりすぎると逆に体を壊す結果になりかねませんので、中年以降は激しいスポーツはおススメしません。
運動といっても、何から始めれば良いのか分からない方も大勢いらっしゃると思います。また、運動はキライって方もいると思います。
そういった中で、手始めとして『入浴』をしてみて下さい。シャワーだけで済ましてしまう方がいらっしゃいますが、もったいない。同じお湯を使うならつかりましょう。
入浴やサウナは運動ではなく、痩せないとか言われますが、その通りだと思っています。サウナや入浴だけでは、体の水分が減るだけで運動同等の効果は期待できません。
それでも、入浴には
① 血行を良くする
② 汗をかきやすくなる
③ 体温を高める
④ 筋肉のコリをほぐす
⑤ 睡眠の質を上げる
などなど、体に良いことはたくさんあります。
ただ、サウナも体に良いのですが、結構負担をかけるのと手軽ではないのでここでは割愛いたします。
いきなり運動をすると、少し動いただけでも息がきれたり、体が痛くなったりします。普段運動していない人は、血管(特に毛細血管)が狭まっていたり、筋肉が固まっていて、可動域が狭くなっている場合が多いので、まずは入浴で体を慣らします。
入浴温度はご自分の適温で良いかと思いますが、若干汗ばむくらいが良いかと。10分もつかると、熱くて湯船から出たくなりますので、無理せずに一旦洗い場でマッタリして下さい。その時は汗が出ている状態だと思います。汗が引いた時くらいから寒さを感じますので、その時はまた湯船につかってください。
私の場合は、これを3セットくらいやります。洗い場で体を冷やしているときには、ストレッチや歯磨きをしています。ちなみに歯磨きはめちゃくちゃ健康には重要ですから、時間をかけて綺麗にしてくださいね。
あと大切な事は、湯船につかり過ぎない事。熱くなったら体を冷ましてください。若干の我慢は良いのですが、我慢しすぎると体に負担をかけてストレスになっちゃいますので。
そして、これは全般に言える事ですが、温度や時間、回数などは自分の体に合わすことが大事であり、一概にこれだけやってくださいという事を言うつもりはありません。無理なく続ける事が一番大切なんで。
こうやって入浴を続けることによって、だんだんと体が汗をかくこと、体温を上げる事に慣れてきます。
さらにおススメしたいのは、入浴後に軽くストレッチをする事。最初は簡単なストレッチで構いません。入浴後のストレッチは、固まった筋肉をほぐすのにすごく効果的です。
ストレッチも慣れてきて、種類、時間を増やしていくと体がじわーっと熱くなり、立派な運動になります。眠っていた筋肉に刺激を与えてあげる事は、本当に大事です。
私は、ナントか健康法とかを書くつもりはありませんので、自分の体の様子を見ながら、入浴もストレッチもやっていただければと思っております。人それぞれ年齢も状態も経験も違いますので、無理の無いように続けられる範囲で結構かと思っています。私が何かを紹介するときは、自分の経験、感想を元に書きますので、あくまで参考程度に思ってください。
まずは手始めに簡単な事から始めていただければと思っています。大切な事は第一歩を踏み出す事。何気に健康の事を考えて、何かをしなきゃいけないなって思っている方は大勢いるのではないでしょうか。ただ、何から始めたら良いのか分からない、時間がない、めんどくさいなど理由はあると思います。
そこで、ちょっとだけ意識する事から始めてみませんか?運動も食事も睡眠も、少しだけ体に良い事を意識し、ごく簡単な事から実行してみる。この実行するってのが最もめんどくさい事なんですね。私もめんどくさい事は嫌いです。やっぱり明日からやろうとか思っちゃいます(笑)。
ただ、健康な体つくりって病気にならないとやる気が起きないのかもしれません。なんでもそうですが、痛い目にあって初めて気づく事が多いですよね。健康診断の結果、数値が良くなかったとしても、まだ元気だから大丈夫。時間が出来たら運動しようと思う。作るのがめんどくさい、お金がないから簡単な食事ですます。といった具合に。
カラダは不摂生しても健気に動いてくれるんです。意識せずともホメオスタシス(恒常性)といって、体を保ってくれるんです。あたりまえに動いてくれます。なので、普通に体が動く状態をあたりまえだと思ってしまうんです。なかなか縁の下の力持ちの存在に気が付かないんです。
でもね、人間はいつかその活動が止まってしまうんです。ひどい病気になれば、あっという間。病気にならなくても、じわりじわりと弱っていきます。病気や体力の衰えを感じたときに、こうなる前にもっと体に気をつけていれば良かったとか、健康だった時の自分に戻りたいとか、大抵の方は思うわけです。
また、体に不調がある時は、メンタルもやられがちです。メンタルから体を蝕まれないようにするには、メンタル面をどうにかしないといけませんが、これはかなり難しい問題です。この点はまたおいおいと。でも、体からメンタルを病まないようにするためには、地味でもコツコツとやれば、ある程度は防げると思います。
発症してから体も心も健康になるには、病を治さないといけません。これは個人の努力だけではどうすることもできないので、医者の助けが必要となり、時間も労力も必要です。ですから、病気になる前に健康を意識して生活するほうが、断然良いのです。
ちょっと運動から話が飛んじゃいましたが、この第一歩を踏み出すことがいかに大事で難しいかを書きながら再考していました。次回、運動の続きを書くつもりでしたが、私の健康に対する気づきの経験談を書いてみようかと思います。
少しでも皆様が生き生きと人生を過ごすための一助になれば、本当にうれしいです。最後までお読みいただきありがとうございました。
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