冷静と愛着のあいだ
3年ほど請け負ってきた仕事を終えるにあたって超高級肉屋でおつかれさま会のようなものを開いていただいた。
帰宅して仕事のグループLINEを退会した。みんな個別で繋がっているので特に問題はないはず。なのに、突然、ものすごい不安と喪失感が襲ってきた。久しぶりの震えるような感覚。怖い。自分が一人取り残されたような、どこにも所属していない、という寂しさ。個人事業主なのに、まさかこんな感情になるとは!ガクガクブルブル。
終わらせないと始まらない
「次へ行くぜ!」と次に何をするかも全く決めずに威勢よく飛び出したのに、それまで平気だった「次、何して稼ぐねん?」が急に襲ってくる。あれ?わたし、実は、何もできないんじゃない??そんな能力なかったんじゃない??自己信頼が揺らぐ。お久しぶりです。不安さん。ハロー、ダークネス。
場数と訓練
「今までの自分」という枠を超えるときに必ず感じる未知の世界への恐怖、世界に置いて行かれるような孤独感。この生き方を始めてからは、何回も何回も経験している。だからどうせ大丈夫、って深い所では知っている。でも最初から落ちないわけじゃない。落ちても回復が早いだけ。訓練の賜物。
彼女と別れたような気分
遅い時間に起きてコーヒーを淹れていると、だんなが部屋から出てきた。あれ?仕事は??休んだらしい。
聞けば、大型バイクを手放したとのこと。時間がなくてなかなか乗れてないバイクをずっと所有しておくよりも、他の人に乗ってもらった方がバイクも喜ぶし、維持費など理系らしく冷静に合理的に判断して手放したのだろうけど、仕事を休んでた。あはは。
彼女と別れたような気分、だったらしい。
分かる、分かるよ。
わたしもLINEのグループ退会したとき、彼氏と別れたような気分、だったもん。
愛着。今まで慣れ親しんだものと別れる、ということ。冷静にこれがベスト、私の場合は直感で、だんなの場合は合理性で判断して行動しても、なんとも寂しいような一抹の感情は、その「瞬間は」どうしても残るもの。人間だもの。みつを。
葛藤が無くなったらつまらないし、間違いなくめっちゃ暇。みつを感、大事。しかも、怖いなら正解、なんだよね、これが。くー。
勇気出した後はいつでも想像を超えた「次」がやってくる。そして「感謝」で昇華する。
ちなみに突破するときの境地はいつも「知るか、ボケェ」です。勢いです。「失敗」なんてただの概念。
変化しないものなど、この世には一つもない。また新しい朝が始まるのだ。まぶしいっ
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