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ミニマルな暮らし、シンプルな暮らし。

前回までとはガラリと変わって、私が暮らしを作るうえで大切にしていることを書いていきます。

何が重要なのか

私は生活をするうえで、多くのことを管理しないように心がけています。
シンプルな暮らしを形作ると、管理が楽になるんですよね。あれも「しなきゃいけない」これも「しなきゃいけない」が減り、生活そのものが自由になると思います。

そうすると、より重要な物事に自然とフォーカスできるようになります。言い換えると、

消費する時間 ≦ 維持する時間 ≦ 生産する時間

になっていきます。また、維持管理に考える力を割く割合が減っていき、生産のために考えることが出来るようになっていきます。

しかし初めからこのような生活を送っていたわけではなくて、年齢や環境の移り変わりと共に少しづつ形作られていきました。では、どのようにして形作られていったのかを下記に綴ってみます。

部屋の片付けをしない子だった

私はゲームが子供の頃から大好きで、いとこが海外に引っ越すために譲り受けたファミコンで1日中遊んでいるような子供でした。当然、カセットは出しっぱなしで母親によく片付けをしなさいと言われたものです。マンガも大好きで一斉に処分したときは1,000冊くらいあり、これらを散らかし放題で過ごしていました。

一方で、中学からパソコンにハマり始め、次第にゲームは触らなくなってきました。それを機に中学3年から自室にテレビを置かないようになりました。この頃から、あれもこれもと手を出さなくなっていったためか、意識せずとも部屋は散らからなくなっていきました。

変わるきっかけは就職に伴う引っ越し

部屋が散らからないようになったはいいものの、クローゼットに押し込んでいただけであって、結局は部屋からモノが減っているわけではありませんでした。

ところが、遠方へ就職が決まり、しかも始めの3ヶ月間は研修のために1ヶ月おきに引っ越しをすることになりました。そのため、着替えと数冊の本で暫く暮らすこととなりました。

ですが、意外と生活できてしまったのですね。

当然と言えば当然ですが、学生の頃の持ち物ってほとんどが嗜好品ですよね。ところが社会人になると、自分のために使える時間は激減します。私はお酒を飲み歩くのも好きだったので、部屋で過ごす時間は尚更減っていきました。そこで任地が決まった先にも、ほとんどのものを持っていきませんでした。部屋にあるものといえば、

生活必需品 ⇛照明、カーテン、ベッド、冷蔵庫、鍋1個と皿、コップ、衣服
生活準必需品⇛テーブル、椅子
嗜好品   ⇛パソコン、本棚、本、カメラ、ギター

程度になりました。

書き出すとそこそこありますが、1Kの部屋にそれぞれ配置するとかなりスッキリした見た目になります。当時の部屋の写真が無くお見せできないのが残念なくらいです(笑)

食事は社内食堂がありましたので、有り難いことに困ることはほぼありませんでした。それもあって調理器具はほぼ持っていなかったのですが、暫くすると料理もちょっとした趣味になり、質の良い包丁とフライパンを買いましたがその程度です。

結婚を機に荷物が超シンプルになった

数年前に結婚しました。

それに伴い、実家の自室を整理することにしたのですが、大量の漫画と本があることを思い出しました。また、両親が撮り貯めてくれた写真もダンボール一杯あり、とても二人で暮らす部屋には置けるだけのスペースがありません。

そのため、持ち運ぶものは可能な限り少なくすることに決めました。

漫画、本、写真は全て業者に依頼して電子化しました。
また、衣服も最低限の嗜み程度にまとめました。
いまではアイリスオーヤマのHGL-443という収納に持ち物の8割が収まっています。

ちなみに、上段すべて衣服、中段半分が衣服・半分が本、下段カメラ等のガジェット類で私の持ち物はほぼ終わりです(吊るしの服とかカバン等は別にありますけどね)。

まとめ

そんなこんなで持ち物を集約していった結果、いま引っ越しで必須なのはパソコン、カメラ、服くらいになりました。あと財布、スマホ、通帳、鍵があればどこへでも行けます。

おかげで生活するうえで自分に関わる悩みはほぼありません。
代わりに持ち物に対するこだわりは人一倍強いと思います。
様々なシチュエーションを想定して、厳選した持ち物にしています。

次回予告

次回は、私がこだわっている持ち物について語ってみようかと思います。
持ち物を減らしたい方へのご参考になればと思います。

では。

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