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本が好きを考える

趣味は読書。

と長年いってきた。

でも子どもを産んでから、ほとんど読んでない。

読みたい本は手に入れてあるのに、時間があっても本に手を伸ばせない。

ハリーポッターシリーズや大好きな『モモ』や『ソフィーの世界』を寝食忘れて読み耽ったのに。
ノンストップで読みたいタイプなんで、子ども中心の今はなかなか難しい。
それってもしや、私って本当は、趣味・読書じゃないんじゃ…


自分で思いついといて寂しくなった。
本屋さんで時間忘れるくらい、本を眺めながらいてられるのに。


あ、もしかして、たくさんの本に囲まれるのが好きなんかな。
本屋さんとか図書館とか。


ちなみに、私の知っている数少ない本屋さんの中で(笑)一番好きなのは京都の恵文社さん。
京都で大学時代をすごし、毎日のように通った。
就職活動に失敗し、実家に戻る前日に入り口のドアにスタッフ募集の張り紙を見た時の気持ちといったら…!


あと、古本の匂いにハマったこともある。
古本屋で買った三原ミツカズさんの『ハッピーファミリー』をベッドに寝転がって読んでいたら、フワッと漂ってきた匂いにビビビッとなって、たまらんくて。
あれは、なんの匂いなんやろう。
匂いと本が結びついた思い出。
それから、本の匂いを嗅ぐのが癖になった。

あと、太宰治の『走れメロス』を読んでいた時にglobeの『FACE』を聴いていたので、そこも私の中でセットになってしまった。

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と、この記事を書きかけて下書き保存したまま数ヶ月。
ふと思いつきで、読みたくて読みかけて、でも全然進まなかった本を持って、ごはんやさんへ行ったら、読み進めることができて。
そこから、家でもスキマ時間を見つけては本を開けるようになった。
キッカケって大事やなぁ。

ということで、私の趣味は、読書と言っても良いのかもしれない。

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