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即興作詞 「最終勤務」

去年のGW直前に、退職すると社長に告げました。

話し合いの結果「一年後」ということで、お互い折り合いをつけてから、

その一年が経ちました。

明日、最後の出勤です。


今日は、その思いを、即興で歌詞風につづってみます。

深く考えないので、まとまりや意味は不明かもしれませんが。

ではいってみよう。

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「最終勤務」 作詞?カズミチ


駅ビルの洋菓子フロアー

菓子折りを選びながら

倉庫横であの日答えた

「正社員になります」夢を捨てて


社会人は会社のために

一生懸命に働くものだと

そんな望まない普通の暮らしが

思ってたよりだらしなかった


真夜中の運転練習

真っ暗な会社の駐車場

缶コーヒー飲みながら

心のどこかで出口を探してた


改革という名の理不尽な

定時あがりで激減サラリー

ピカピカに洗車して

コペンに別れを告げた


ギターは結局ずっと相棒で

引っ越した部屋は夢を思い出させた

少しずつ言葉を組み合わせて

新しい歌を作り続けた


とらわれていても突然変わる

日常は崩れ心の向きが変わる

こんな暮らしは捨てたっていい

諦めることは無駄なこと


ふさぎ込むのも飽きた

このタイミングは「挑みどき」だ

音楽に捧げた情熱を

捨てきれなかったのはラッキーだ


生き方を変えますと言うと

「成功したやつみたことない」

そう言われてもここにいるよりは

「ずっとマシなんです」言葉を呑んだ


ようやく明日鎖をはずす

心が腐ってしまう前でよかった

誰よりも汚れた作業着で

誰よりも夢をみ続けたのさ


最終勤務はしかめ面をやめよう

新しい希望まで運んでくれた日々だから

最終勤務は思い出を綺麗にして

ありがとうございました!と笑おう


ところでどれにしよう

ところでどれにしよう

「お世話になりました」そんなメモが似合う

菓子折りを探している…


【即興 『最終勤務』】









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