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ポメラ日記43日目 在宅ライター、見切り発車の巻


 フリーの在宅ライターになって3日目。早くも現実が見えはじめた。

 ライティングの案件をひとつ取るにも苦労する。ブログもおそらくそう簡単には伸びていかない。どちらも1記事、1記事を地道にやっていくしかない。

 文章を書いて生活することが完全に不可能だとは思わないが、ちょっと見切り発車が過ぎたなと思う。感覚的にはあと2年~3年くらい掛けて準備した方がよさそう。

 あまり悠長なことは言っていられないので、履歴書を用意した。

 いまは有給期間だから、月末までは心配しなくていいんだけど、フリーランスは動かなかったら動かなかった分だけ、喉元に貧困の刃が迫ってくる感じ。

実際、手指が荒れていても、病院に行くのを渋っていたくらいだった(結局、観念して皮膚科を受診した)。

 求人はほぼ1ヶ月以上、毎日チェックしていて、何かあったときに当てにできそうなところをピックアップしていた。

 ちょうど短時間の勤務でデータ入力のアルバイトを募集しているところがあって、在宅での募集が掛かっていたので、応募するつもりでいる。

 午前中から昼過ぎに掛けて在宅のデータ入力アルバイト、夕方頃から個人でライティングを請け負ったり、ブログを書いたりしようかなと思っている。あとは眠る前までに小説を書く、を繰り返せばいい。

 フリーランスをやっているライターの記事をnoteでいくつか読んだ。やはり定収入ではない、というところが精神的に「くる」ようで、アルバイトをしながらライティングをするのも、ライターの戦略としてはぜんぜんアリだと話されていて、なるほどなあと思ったりした。

 最低限の収入が確保できる分、思い切って記事を書いたり、リスクを気にせずに動くことができるので、いまのところは、そのやり方が合うんじゃないかという気がしている。

 小説の方はアマで10年やったけど、ライティングやブログはいまでちょうど1年半というところで、もうあと2年~3年くらいは実地での経験を積む必要がありそうだ。

 逆に言えば、あと2~3年くらい在宅のアルバイトで持ちこたえて、その間にライティングとブログで独立できる道を探ればいい。やることは決まっているんだから、あとは突き進むしかない。

 小説家にはなれなくても、文学ライター・ブロガーとして2~3年後に独立できることを目標に、これから準備していきたいと思う。

 とりあえず、明日はハローワークに突撃してきます。モラトリアムはおしまい。

 「さあ、切符をしつかり持つておいで。お前はもう夢の鐵道のなかでなしに本當の世界の火やはげしい波の中を大股にまつすぐに歩いて行かなければいけない。天の川のなかでたつた一つのほんたうのその切符を決しておまへはなくしてはいけない。」

 『銀河鉄道の夜』宮沢賢治(第三次稿) 青空文庫より引用


 2023/06/13 21:26

 kazuma 

【今日やったこと】
・案件の受注先に記事を提出
・履歴書の作成
・皮膚科の受診
・小説原稿(朝)
・ポメラ日記更新
・買い出し

【これからやること】
・ハローワークで求人応募
・小説原稿(朝)

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