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就職をゴールにしてないか?

新卒入社の面接をして思うこと

22卒入社予定者の面接もわりと落ち着き、だいぶ内定者が固まってきたきました。来年度開業予定の東京志望が一番多く、札幌と仙台もとても良い方が来てくれています。
この半年で、約300名の会社説明を行い、約80名の入社エントリーをいただき、現在約25名の内定を出させていただきました。

先日、東京で急遽開催した内定者オリエンテーションに、内定者数名が参加してくれました。
10月は、関西・中部エリア在住の方の内定者オリエンテーションを実施します。
皆さん、勉強意欲があるし、良い方を採用できたなと思っており、未来を感じさせてくれます。
まだ応募も来ているので、良い方に会えると嬉しいです。

面接は未来

よく社内でも話すことですが、
人の考え方、能力、運命みたいなもの、個人の意思や能力などよりも、「どこに生まれて」「誰に会ったか」で大きく変わってくると思っています。
採用面接においては、それが我々にも就活生にも、どちらにも言えることです。
我々の存在が、
その人個人の人生を謳歌するかも知れないし、
苦痛を与えてしまうかもしれない。

就活生の中の1人が、
BWORKSを素晴らしい会社にするかもしれないし、
もしかしたら潰してしまうかもしれない。

だから、お互いにとって良い採用になるために、面接というのはとても重要な時間です。
就活生その人の人生を謳歌させる会社であり、
その人が会社を素晴らしいものにしてくれる。
これが理想ですし、そこに未来を感じます。

僕は、採用自体が上手いとはおもえないのですが、面接でその人がどんな人なのかを見抜き理解する力は、割とある方だと思っています。
マネジメントにも通ずる事ですが、面接では五感の全てを使って、
「見せようとしない本質はなんなのか?」を自然と探りながら話を聞き、僕も話をしています。面接が終わると、ものすごいエネルギーを使い切っている事もあります。
それくらい、面接の短い時間は大切です。
人の人生と会社の未来を変えていくかもしれない、とても重要な儀式に近いものです。

GOALなのかSTARTなのか

無意識的に一番最初に知ろうとしていることが、
「就職がGOALの人」なのか「就職がSTARTの人」なのかということです。
話をしていると、面接に来てくれた方がいろんな情報のパーツを放ってくれるのですが、パーツを組んでいくとその人がどんな考えでここに来ているのかがわかってきます。
言葉では、「御社に入社したら〜・・・」っと話してくれていても、それは準備された言葉なので、言葉自体に信憑性はありません。
あまり会社のことを調べず、どんな事業をしていて、もし入社したら何をするのかが全くイメージしてないで入社志望を語る人も少なくはないのですが、大抵ボロが出ます。
「うち、そんな仕事やってないのになあ〜」とか思います。
『ああ、この子はとりあえずどこでもいいから内定を欲しい人なんだ』
『内定もらうことがGOALなんだ』
と思ってしまう人は少なくはありません。
企業が採用したいのは(少なくともウチでは)、
『入社したらどんな活躍をしてくれて、その活躍することに期待感を持って頑張ろうとしていて、どんどん質問して知らないことをなくして、自分の不安要素を少しでもなくしていくことを能動的にできる人』だと思います。
だから、素で話をしてくれるかどうかは、とても重要ですね。
うちに入社したら、自分にとってどんなメリットがあって、そのメリットがあればどれだけ頑張れそうなのか?
その内容が、会社の方向性をマッチしているかどうかで、採用できるかどうかが決まると思います。
僕が採用を出したくなる人への想いは、「うちの会社は、この人を幸せにすることができるかもしれない」と思った時です。

「その子と結婚」したいのか
「結婚」したいだけなのか


「就職がGOAL」なんだと思う一番の理由は、
「BWORKS(貴社)の事を知らない」と思った時です。
もちろん、入社もバイトもしてない会社のことを、そんなに知る事はできないとは思います。
『うちのことよく知ってないのに、なんで入社したいって言えるんだろう。』と思う時は多々あります。まるで、相手のことを知らないでプロポーズしているようなもんです。
「私と結婚したいんじゃなくて、結婚をしたいだけでしょ!?」ってなるでしょう。これを就活に言い換えるなら、
「BWに就職したいんじゃなくて、とりあえず内定が欲しいんでしょ!?」
って思います。これを「就職がGOAL」という状態です。

よくニュースでも早期離職の問題とかを取りあげていますが、早期離職するその大半の人が、「よく知らないで入社」し「入社がGOALだった」人ではないかと僕は勝手に思っています。

既存社員も同じ!?

入社後の既存社員にも同じことが言えると思います。
入社後に変化しない人は、「就職後の毎日がGOAL」
入社後、常にスキルアップし、上昇思考をもち、次の目標を追っている人は、「毎日がSTART」です。
STARTの人は、入社後、誰に言われなくても自走して仕事を覚え、考え、身につけていきます。
きっと仕事の後や休みの日も、明らかに時間使っているんだなと感じます。

起業する人も、お店をする人も同じです。
会社作ったり、社長になったり、お店持ったり、それ自体がGOALだった人には、数年持たずにつぶしてしまう傾向があると思います。

フレッシュに仕事をするには、「毎日がSTART」である必要があり、そのために、毎日その日の目標、今後のVISIONを確認し、そのために今日は何を頑張るのかを確認する習慣があるといいと思います。

今日も明日も、またSTARTの日です!
向かう先を確認し、そのために今日何を思い、何をするのか、それを心に留めてその日の仕事に挑みたいです。

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