![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/113723958/rectangle_large_type_2_222add0ec1c2047179e00a17fe0f6efe.png?width=800)
VOL.97 カンゲキ! Macbeth
シェイクスピア・グローブ
最初に建てられたのは1599年。
多くのシェイクスピアの戯曲が演じられていたようです。
そこから、焼失と停止指令などで建物が失われつつも、
再建し今もこの場所で演じられ続けています。
場所は、テムズ川のほとり、
「テートモダン」のとなりです。
有名な「セントポール大聖堂」から
「ミレニアム・ブリッジ」を渡ってすぐ左手にあります。
現在の建物は1997年完成。
何と言っても独特の円形の野外劇場は迫力満点。
舞台の横、斜め後ろから見る席もあります。
また、3階席はかなり高い場所にありました。
キャパは1,570 名で、そのうち700 名がステージ前の立ち見。
そこは屋根がありません。
3時間ぶっ続けで見るのはたいへんだと思いますが、
みんな袖にかぶりついてみていました。
![](https://assets.st-note.com/img/1692387350443-MaTULWX9hr.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1692387418795-vs8Y0uvyST.jpg?width=1200)
マクベス
スコットランドを舞台にした王位継承物語。
王を暗殺し、頂点に上り詰めたのもつかの間、
殺されてしまう運命に。
脚本や演出が現代風にアレンジされていて、
時折笑いも入る。
また、狭い劇場を目いっぱい使う。
演者が立見席の中から突如現れたり、
2階席からセリフを投げかけたりと、
この劇場ならではの見せ場がいくつもありました。
ひとつ気づいた点が。
これまで見てきた舞台は、
必ずと言っていいほど子役が出演している。
それも、結構重要な役回りで。
![](https://assets.st-note.com/img/1692387518225-d3MYfUa9OW.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1692387554057-00yRxyrg0U.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1692387600041-Cxj5Mx40qn.jpg?width=1200)
ミュージカルが「文化」
英国に来てミュージカルを何度か観ることができました。
そこで感じたのがこれ。
マンマ・ミーアやハミルトンなどは、
30年近くのロングランにも関わらず、
ほぼ毎日上演され、
ほぼ満席。
観客が演者と一体となって作品を盛り上げているイメージがある。
これは「エンターテインメント」の域を超え、
「文化」になっていると感じます。
今回のおぢさん留学の期間でミュージカルを観るのはこれが多分最後かな。
でも、また英国に来る機会を得てミュージカル観たいですね。
![](https://assets.st-note.com/img/1692387641508-MdaZXIZ5qV.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1692387759814-0csvZTQWMj.jpg?width=1200)
撮影が下手でごめんなさい。雰囲気だけ伝われば
メイン写真は、公演終了後のシェイクスピア・グローブ
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?