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VOL.71 DELI

英国の料理は

今回は食べ物のお話し。
よく言われますが、英国の食事はまずいと。
そうです、言い直せば「特別うまくない」「日本人の口には合わない」
といった感じだと思います。
確かに、味に関してのこだわりというより、
誰と、どんなシチュエーションで食べるか、
ということを重視しているように思います。
また、「イギリスの料理」と言えるものもあまりないのですが、
「フィッシュ・アンド・チップス」
「サンデーロースト」
はポピュラーです。
前者は皆さんもご承知の通りだと思いますし、
味も想像どおりです。
後者はロースト肉、ポテト、豆、野菜などをオーブンにかける、
という料理です。
具や調理法が完全に決まっているわけではないようですが、
日曜日の夜は家族や友人と食卓を囲んで「サンデーロースト」を食べる、
というのが伝統のようです。

楽しみなランチ

そんな中で唯一の(?) 楽しみが大学のランチ。
主として通っているウェストダウンズのキャンパスには
「DELI」というcaféがあります。
私がよくオーダーするのが「ROLL」。
パンに野菜や肉類を詰めてくれるヤツ。
ヘルシーかつボリュームもあって、
2回に1回はこれを食べます。

オーダーの仕方

1.ROLL or SALADを選択
 ROLLはパンに具を挟んでくれます。SALADはボックスに詰めてくれます。
2.バケットを選択
 White or Brown? Whiteは小麦粉のみ、Brownはライ麦入り。
 私はWhiteが好きです。

もうひと種類あります

3.Margarine or butter?
 スタッフがパンを割いてくれます。そして、どちらかを選択すると中にたっぷり塗ってくれます。私はマージェリン(英国発音)派。

たっぷりぬってくれているところ

4.野菜4種
 全部で10種類くらいの野菜の中らか4種類を選択します。私は、レタス、にんじん、コーン、ビーンズとCALLすることが多いです。

定番のものとちょくちょく変わるものとあります

5.プロテイン1種
 5,6種類のたんぱく質(チキン、ハム、ツナなど)の中から選択します。

これもちょくちょく変化あり

6.ソースA
 ガーリックマヨ、マヨ、ケチャップ、などの中からソースを選択します。
 私は、かけないことが多いかな。
7.ソースB
 チリジャム、クランベリーソース、トマトペーストから選択します。
 私は100%クランベリーソースを選択します。これは美味い!

ほかの二つの味を知りません

8.トッピング
 クルトンなどの中から選択します。
 私は90%クリスピーオニオンです。

Seedもよかった

9.Do you warm?
 私は100%温めてもらいます。
1分ほど温めてもらって出来上がり!
コーラを同時注文して、£5.25。
大満足の1品が出来上がります。

ボロボロこぼれます

私はしょっちゅう注文するので、
スタッフの皆さんとは顔なじみ。
いつもはみ出さんばかりに詰めてくれます。
「I can't eat too much because I'm old」
と言ってもいつもたくさん詰めてくれます。
大学院生活の楽しみの一つですけど、
実は授業もほぼ終了に近づいてきていて、
これを食べられる機会はもうほとんどないかも。

ドリンクとポテトチップスをつけて£5.5

それにしても、これを一人ひとりスタッフが張り付きで作ってくれる。
(スタッフは基本2人)
注文~あたため~レジまで3,4分はかかる。
なので、ピーク時は多くの人が並んでいる。
もっと効率的にできるのにな~なんて思いながらも、
待つことを厭わない英国人に見習わないといけないと思う日々です。

ちなみに、食材は地元農家から購入しているということですし、
食品ロスに対する対応も気を使っている模様。
あと、少し離れたところには、
ヴィーガンcaféも営業しています。
こちらでは、食とSDGsは目に見える取り組みがたくさんありますね。

ヴィーガンcafeの看板

※メイン写真は、先日の通学路沿いにある近くの公園。あまりにも気持ちのよい天気だったのでついシャッターを押してしまいました。

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