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VOL.76 Arundel

鉄道の旅

ここで生まれ育った人から、
「本当に素晴らしいところだから行ってみて」
と強くおされたのが木曜日。
で、日曜日に行ってきました。
Winchester駅を出発し、
South Western鉄道からSouthern鉄道を乗り継ぎ1時間半。
右側はドーバー海峡、左側は畑や牧場が延々と続きます。
アランデルは英国南部沿岸の田舎町です。
しかし、駅を降りると多くの観光客も一緒に降りている。
丘の上にそびえ立つ「アランデル城」を目指しています。
徒歩15分ほどでお城の入り口に到着しました。

アランデル城。ファサードはこんな感じですが、お城自体はめっちゃ広い

アランデル城

1068年建設ということなので1000年近く経っています。
英国の歴史は全く詳しくないので、
詳細はお城のWebサイトに譲ります。
何度も改修されているとはいえ、
これだけの長い歴史を紡いできた建物が、
現在でも現役で残っていることには驚かされます。
エントランスでチケットを買って入場。
休日で天気も良かったので、
多くのお店が出ていました。 

怖っ!

驚いたのがアトラクション。
斧投げ
弓矢
騎士戦闘体験…
ちょっと怖くなりましたが、
子どもたちは楽しそうにやってましたね。

弓矢の的がリアルな鹿の人形だったのが怖かった

お城の中に潜入

敷地内には、
同時期に建てられた教会や、
奇麗に整備された英国風ガーデンもありました。
お城の中はというと、
煌びやかな部屋
狭い通路や階段
戦闘時に使ったと思われる隙間
などなど、
当時の雰囲気が感じられる体験でした。

昔は暗かったんでしょうね
こんな雰囲気でしょうか
最上階に向かう階段。狭いし急だし
こんな隙間が何か所も。敵の様子を見張る?
整備された英国庭園。奥はアランデル大聖堂
パスティという肉詰めパイ。英国南西部のコーンウォール地方の名物

アランデル大聖堂

こちらは1873年建設というからちょうど150年。
結構新しいと感じてしまいます。
アランデル城に居城していたノーフォーク家が、
お城に匹敵する大聖堂を作るように言ったそうで、
建築様式が同じだけでなく、
存在感もひけをとりません。

いろんな大聖堂を見てきましたが、ちょっと違って複雑な建築様式が面白い

ドイツやフランスなどでもそうなのでしょうが、
田園風景の中に突如として現れるお城。
日本だと「城下町」がセットになっている印象がありますが、
住んでいる人が違うからでしょうか?
疑問に思ったところです。

※メイン写真は、アランデル駅のサイン

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