見出し画像

VOL.83 ワイト島行ってきました

リゾート地として

ワイト島(Wight island)は、英国南部の小さな島。
面積は380.7 km²ということなので、
種子島や屋久島より少し小さいくらいでしょうか。
そこに14万人が住んでいて少しずつ増えているらしい。
かつてビクトリア女王が邸宅を立てたことから、
リゾートアイランドとして発展してきました。
美しいビーチ、
風光明媚な景色、
多くのリゾートホテル、
などが人を引き付けているようです。
私が注目している「エレン・マッカーサー財団」の本部があったり、
英国人のビーチリゾートの様子を見てみたかったため、
行ってみることにしました。

サーキュラーエコノミーの世界的な推進団体です
カウズのまちは入り江を挟んで西と東に分かれている。船で約100メートルをピストン輸送

Red Funnel

英国本土からワイト島に行くにはいくつかの方法があります。
小さな飛行場もあるので、セスナ機などで上陸するリッチな人も多いそう。
でもメジャーな手段はフェリー。
主として3つのルートがあります。
ポーツマスからフィッシュボーン
サウサンプトンからイーストカウズ
ライミントンからヤーマス
私は、サウサンプトンからフェリーに乗ることにしました。
サウサンプトンセントラルの駅から徒歩20分程度でフェリーターミナルに着きます。
この航路は「Red Funnel」という会社が運航。
フェリーと高速船の2種類を運行しています。
私はフェリーを使いました。
1時間に1本運行されており、夜中も1時と3時に運航。
フェリーはかなり大きく、車も50台以上は乗っていたでしょうか。
日曜日だったこともあり、多くの人が乗船。
家族連れ、仲間うち、学生旅行等々。
売店や食堂もなかなか充実していました。
ほとんどの航路が「ソレント海」という川のような内海を通るので、
揺れもほとんどなく快適でした。
船がワイト島に近づくにつれて、
おびただしい数のヨットやボートが浮かんでいます。
ヨットの聖地でもあるワイト島には、
こんなマリンリゾートを楽しんでいる人も多いようです。
出港して1時間で着岸。

フェリーターミナル入口
大きさは分かりにくいですが…
手前は高速船。これだと30分程度で着くそう

Osborne house

自転車で島を回ろうと考えていたので、
レンタル自転車を予約しておいたのですが、
ちょっとしたトラブルで自転車が借りれず。
港のあるイーストカウズから、オズボーン・ハウスまで徒歩27分とGoogle map。
歩くか、と思った矢先にバス停を発見。
ちょうど待っていたバスの運転手に、
「オズボーン・ハウス行きますか?」
「Yes!」
助かりました。
ずっと上り坂だったので、自転車や徒歩では厳しかったと思います。
オズボーン・ハウスは、
1850年度ごろに建てられた、
当時のビクトリア女王の別荘といったところ。
度々訪れては、休息をとられたり、お仲間との食事を楽しまれていたようです。
建物は、イタリア・ルネサンス建築の宮殿で、
最愛の夫、アルバート卿が設計したとのこと。
概観、内部の豪華さ、ビーチまで続く敷地の広さ。
英国王室の雰囲気を感じることができましたね。

当時の煌びやかな暮らしが想像できます

本当は、自転車で島を回って、ビーチや絶景を見る予定でしたが、
それは叶わず。
次回来ることがあれば、これらを満喫したいですね。

※メイン写真は、オズボーン・ハウスの庭側からのファサード

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?