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Vol. 25 MBA② 講義はどんな感じ?

MBAの講義について

うちのMBAは1コマ180分です。
長い!
と思うかもしれませんが、
結構あっという間に過ぎていきます。
合間に15分くらいのコーヒーブレイクが入りますし。
現在は、月曜日午前1コマ、午後1コマ、火曜日午後1コマです。
日曜日から月曜日の朝にかけては憂鬱です。
サザエさん見ていないですが、
「サザエさんシンドローム」です。
水木金、土日はもちろん何もないので、
え、暇じゃないの?
と思った方、違います。
課題、予復習、学生同士のディスカッションといった、
学びに関係していることにとどまらず、
コース運営や、学生間の仲をよくするイベントなど、
めちゃくちゃ忙しいです。
特に、私は英語力の問題もあり、
毎週の予習だけで1コマ3~4時間かかっています。
3科目で週10時間以上はかかっている計算です。

部屋のデスクに積まれている本

評価基準がはっきりと提示されている

各モジュールは13週にわたって行われます。
途中でレポートやプレゼンが課されることもしばしば。
何を学ぶのかの「ラーニングアウトカム」が明示されています。
そして、プレッシャーなのが
終了後に提出しなければならない
「Assignment Essay」
いわゆるレポートです。
例えば、第1タームは12月第2週で終わりますが、
1月の第1週末にこれを3本提出しなければなりません。
3科目とも英語で4,000字程度ですので、
日本語では10,000字くらいですかね。
しかも、評価ポイント、レベルなどが各モジュールかなり詳しく明示されています。
お見せすることはできませんが、
かなりの準備を要する内容。
講義で取り扱った理論やケーススタディにとどまらず、
幅広い理論や知見を用いて、
ケースに対して批判的に考察しつつ、
自分の提案を提示します。
モジュールによっては、エッセイの他に、
10分のプレゼンテーションビデオを作成しないといけないのも。
ですので、1モジュールの学習時間が200時間と定められています。

PRME

前回のブログでモジュールを紹介しましたが、
何か気づきませんでしたか?
MBAを修了された方ならお気づきかもしれませんが、
持続可能性や倫理、社会課題に関する内容が重視されています。
ここウィンチェスター大学のMBAは、
「責任ある経営者教育」
を実施している学校として、
国連グローバルコンパクトから認定されています。
私がこの大学を選んだ大きな理由です。
他校のMBAがどんな内容を取り扱っているかは詳しくは分かりませんが、
確かに、現在受講している3モジュールともに、
サステナビリティやSDGs、倫理観などが話題になることは多いです。
このタームで言うと、「Ethical leadership」というモジュールは
SDGsをビジネスで推進するためのリーダーシップのあり方を、
様々なケースやワークショップで学んでいます。
そういう意味では、私が学びたかった内容を学べていると思います。

次回はもうちょっと大学のこと、講義のことをお話します。

※メイン写真は、これまた通学路の「セント・ジェームス・テラス」
なんでもない小道に名前が付いているのがイイ。

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