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vol.8 大学院の授業始まる

いよいよスタート

まず履修の仕組みから。
といっても、私がまだ完全に理解していないと思われるので、現時点での理解をお伝えします。
間違っていたら、改めて訂正しますね。
Module(モジュール)というのが、いわゆる科目。
第1Term(9月~12月)で3つ、第2ターム(1月~3月)で4つ、計7つのModuleを履修し、修士論文(dissertation)を4月~7月で書き上げる。
1つのModuleは12週にわたって開講される。
つまり、第1Termは週3コマの授業ということ。
「えっ、少ない」と思われるかもしれませんが、いえいえとんでもない。
まず、授業は180分。
Lecture, Seminar, Discussion, Essayなど、様々な形式がある。
もちろん、文献も多数提示されるので、それに目を通す必要がある。
履修ガイドによると、1moduleの履修に200時間の学習が必要とのこと。
つまり、1科目あたり週16、7時間、このTermは3科目なので、週50時間強の学習!
加えて、私は英語の理解に時間がかかるので、もっともっとかかる計算。
当たり前ですが、資料も文献も全部英語。
幸いにも、ほとんどが電子書籍ですのでGoogleを活用させていただきます!
ただ、ある用語や表現の意味を正確に捉えるのは非常に難しいので、やはり時間がかかるだろう。
そして、Moduleが終了したら、『Individual Reflective Report』を期日までに提出しなければならない。いわゆる評価対象になる試験のようなもの。
この内容やレベル、評価方法が細かく規定されていて、単なる感想文や学んだことを書けばいいのとはわけが違う。
幅広い知見、事例、授業内の実践活動を踏まえた振り返り、等々を交えて展開しなければならない。

今週スタートしたModuleは『Ethical leadership』
Tutor(先生)はEric。
40歳半ばの典型的な英国紳士。
世界的なIT企業の研究者として勤務した後、大学に転身。
以前はManchester Universityでも教鞭をとっていたとのこと。
パワーポイントやビデオを使って『Ethics』『Moral』『Purpose』などの定義の違いや関係性について解説。
また、SDGsについても紹介がなされたので、ある程度理解はできた。
私はヒアリングが特に苦手。
先生や他の学生が話していることは6割~7割くらいしか聞けない。
文字で書いていればある程度意味はとれるのに。
また、話すのはもちろん全く下手くそですが、何とか言いたいことが言えている、と思う。
今後の精進を誓う。

昨年建てられたビジネススクール棟。銅像はグレタ・トゥーンベリ。
サステナブルな仕掛けが随所に。ビーガンショップもある。

クラスメイト

今年は、全部で14人とのこと。
なんと、そのうち11人がインド人!
もちろん、長く英国に住んでいるインド人も含めてだけど。
あとは、英国、ナイジェリア、そして日本。
つまり、何が言いたいかというと…
私以外は全員ネイティブ!
しかし、インド英語なら何とか聞き取れるかな~。
しかも、みんな若い。
20代から30代。
ほぼ全員が経営幹部になることや、起業すること目指している。
おそらく、ロンドンの有名大学のMBAなら、世界各国からのエリート候補が集っているのでしょうが、Winchester大学のビジネススクールは、とってもアットホーム。
それでも私にとっては大きなチャレンジであることは間違いない。

これからも授業の様子などを折を見てお伝えします。

約300年前から使われている講堂

※メイン写真は、ビジネススクールの本部棟。建造は約300年前とのこと。

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