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vol.9 オープンキャンパス


OPEN DAY

今日は大学で『OPEN DAY』というイベントが開催されたのでそのことを。
いわゆる『オープンキャンパス』です。
英国には100校強大学があります。
一部の有名大学を除いては、学生獲得は競争。
日本と同じですね。
私が通うWinchester大学もご多分に漏れず、年に数回OPEN DAYを開催している。
今回の参加者は、担当者に聞くと3,000名ほどとのこと。
ただ、特徴的なのは保護者の参加が多いということ。
高校生が一人で参加しているケースはほぼなく、多くは両親兄弟を伴って参加していました。
なので、純粋な受験生の参加者数は1,000名位とのこと。
教室で行われている説明会に愛犬同伴で参加していたお父さんもいましたね。

Welcomセッション

スタッフ総出

教員の参加は多くないのですが、事務局スタッフは総出。
また、学生スタッフもお揃いのTシャツとパーカーでお手伝い。
以前、新入生ガイダンスの時にも紹介しましたが、とにかく事務局スタッフや学生スタッフのサポートが手厚いのです。
驚いたのは、Dining(食堂)のおばちゃん。
保護者や高校生の質問に熱心に回答していました。

保護者;どんなメニューがあるのですか?
おばちゃん;学内には数か所DiningとCaféがあって…
 ここは、ビーガンメニューもおいているんですよ。
 また、オーガニックな野菜を使い、グルテンフリーで作っています。
 ですので、お子さんの健康にも良いですよ。

といった具合。

プログラム

副学長による大学のPRプレゼンが午前2回、午後1回組まれていました。
これは、一度に300名位が収容できる大講堂で開催。
20分位のプレゼンの後、在学生(学部生)が副学長のプレゼンを受けて、実際にどうなのかを堂々と話していた姿が印象的。
その後質疑応答の時間があったのですが、質問するのは決まって保護者。
私が参加した回では、7,8つの質問がでましたが、全部保護者。
大講堂ということもあるのでしょうが…
親の方が心配しているという感じは日本も同じですかね。

次に、教育学部の説明会に参加しました。
ここは参加者数名で、学部の特徴からカリキュラムの詳細までいろんな説明がなされていました。
ここでは生徒も積極的に質問していましたし、ここでも在学生の対応が良かったです。
面白かったのは、教育学部が開催していた『Free talk』のセッション。
大きな教室に、学生や事務局スタッフ、教員も数名参加し、立ったまま自由に話ができる時間が設けられていました。

こんな感じのサインがあちこちに

その他、この大学の特徴であるAccommodation(寮)の案内、クラブ活動の紹介、留学の案内など、様々なプログラムがありました。
全体的な印象としては、日本の大学のオープンキャンパスとあまり変わらない印象でしょうか。
ただ、模擬授業は開かれていなかったですね。
あ、ちなみにノベルティグッズとして、ロゴ入りの、エコバック、ボールペン、水(ガラス瓶)でした。

※メイン写真は、メインレセプションの大学表記。喪に服する期間だけ黒になっていました(普段は紫)。

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