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Vol.23 シューカツ事情

Job hunting

先日キャンパス内で就職フェアが開催されていたのでその件を。
15社くらいがブースを出して、学生に説明している。
ノベルティグッズを渡しながら。
さながら日本と同じ風景。
英国の大学生はおおよそこのくらいの時期から徐々に就活が始まる模様。
秋から3月ころまでこのような就活フェアや求人広告で情報開示。
つまり、学部3年生(最終学年)に入ってすぐにスタート。
企業によって異なるようですが、
3~5月くらいに面接、
6~8月くらいに内定し、
9月から働き始める。
こんな感じがオーソドックスだと学生から聞きました。
日本より半年遅いかな。

月に1回くらい開催されています

Apprenticeship

いわゆる「見習い」制度。
英国では一般的らしい。
新卒では正規雇用もいるけど、結構見習いで入る人も多いそう。
例えば、週に4日働いて、1日は研修といった具合。
そして経験を積んでから正規雇用になる。
制度について詳しく調べたわけではありませんが、
何人かの学生から聞いたところこんな風に答えてくれました。
学生にとっても「慣れる」という意味でも良いでしょうし、
企業も人材を「見極める」ことができる。
それはそれでwin⁻winの部分もあるのかな。

リクルートブック

やはりR社出身としては気になってしまいます。
「UK300」という主要企業が掲載されている情報誌。
いろんな記事が掲載されていて面白い。
「早く就職活動を始めよう」
「就職イベントに行こう」
「自己分析からスタート」
「選ばれるCVを書こう」
「面接では自然な会話ができるように」
こんな特集記事がずらっと並んでいます。
そして後方に企業広告。
どこかで見た情報誌と一緒ですね。

gti futuersという会社が制作しています
特注記事がかなり充実している印象です

人気企業ランキング

1位:Google
2位:Amazon
3位:BBC
4位:AstraZeneca
5位:SECRET INTELLIGENCE SERVICE
6位:CANCER RESEACH UK
7位:Microsoft
8位:Walt Disney Company
9位:Pfizer
10位:ROLLS ROYCE
今年のベスト10はこんな感じです。
Appleは12位、Sonyが82位にランクインしてました。
65,000人くらいの調査データのようです。

AstraZenecaのページ

政権が不安定、インフレ、エネルギー価格上昇、難民の大量流入など、
現在の英国は社会的に平穏ではないのですが、
私が話を聞いた大学生たちは至って楽観的。
国民性でしょうかね?
ちなみに、私が在学しているウィンチェスター大学は、
全英大学就職率ラインキングで10位以内をキープ。
就職が売りの大学のようです。
確かに、キャリアセンターは充実しているようですし、
様々なサポート行事がしょっちゅう行われています。
今度学内での就活セミナーをのぞいてみようかな。

※メインの写真は、キャンパスの隣にある通学路になっている墓地から見たChrist Church Winchesterと月。ハリーポッターか! 11月4日16:50撮影

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