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一日だけの魔法と笑顔のデート

ナオコと一緒に居酒屋で飲んでいた。
突然、ナオコが言った。

「ねえ、ねえ、なんかさ、おもしろいことしてよ!」

俺はニヤリと笑い
「なんだ?それ、どういうことだ?」と答えた。

「だってさ、最近、なんかさー、毎日が退屈でさ」ナオコは顔をしかめて言った。

それを聞いて、俺は思いついたんだ。なんとも言えない悪戯心に駆られて、彼女をちょっとだけからかってみることにした。

「よし、じゃあさ、俺に一つだけお願いすることになったとする。どんなお願いをする?」

ナオコはしばらく考えて、目を輝かせながら答えた。

「あ、それならね、一日だけでいいんだけど、お尻が小さくなる魔法をかけてほしい!」

俺は思わず大笑いした。
そして、彼女の願いをかなえるつもりで言った。

「いいよ、じゃあ、君のお尻が一日だけ小さくなる魔法をかけてあげよう。ただし、その魔法が効くのは明日の朝からだ」

ナオコは大喜びするフリをしながら
「本当に?ありがとう!楽しみだなぁ!」と叫んだ。

翌日、俺は居酒屋の前でナオコと待ち合わせた。
彼女が現れるのを待っていると、目の前に知らない女性が立っていた。
どうやら、その女性はナオコだったらしい。

「おはよう!」と彼女は元気よく挨拶してきた。俺は驚きを隠せなかった。

「ナオコ!!どうしたんだ!!」

ナオコは恥ずかしそうに笑って言った。
「だって、お尻が小さくなったんだもん!だから、ちょっとだけ違うかもね!」

俺は我に返り
「あ、ああ、そうか。でも、まさか本当に魔法が効くとは思わなかったよ」と言った。

ナオコは満面の笑みで「だからね、お礼に今日は一日デートしてあげる!」と言って、俺の腕を引っ張り始めた。

そんなわけで、俺とナオコは一日中デートを楽しんだ。映画を観たり、公園を散歩したり、美味しいものを食べたり。ナオコはいつも以上にはしゃいでいて、その姿を見ているだけで俺も楽しくなった。

そして、夕日が沈む頃、俺たちは海辺のベンチに腰掛けて休んでいた。
そんな時、ナオコがふと言った。

「ねえ、今日は本当にありがとう。こんな楽しい日、久しぶりだよ」

俺は彼女を見つめて言った。
「こっちこそ、ありがとう。君が楽しそうにしてる姿を見ることができて、俺も嬉しかったよ」

そんなやり取りをしていると、太陽が完全に沈み、ナオコのお尻も元の大きさに戻っていることに気付いた。

「あれ、もうお尻が元に戻ってる?」

俺が驚いて言うと、ナオコは笑って答えた。

「うん、でもね、今日はとっても楽しかったから、もう大きいお尻でも平気かも!」

俺も笑いながら「そうだな、俺は大きいお尻がいい。君の魅力だからな」

そんな話をしながら、二人は夜の海を眺めて、幸せな時間を過ごした。

この爆笑エピソードは、俺たちの心に刻まれることだろう。

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