監督「エルナン・クレスポ」は“3時間”休むことなく話し続けた
アルゼンチンのストライカーと言えば、で僕の頭に思い浮かぶのがマラドーナやバティストゥータ、ディエゴ・ミリートなんですが、そのうちの1人が「クレスポ」でした。子供の頃、よく画面を通して彼の姿を見ていたのを思い出します。現在45歳、いつの間にか監督になった彼は、イタリアで監督のキャリアをスタートさせ、今は母国アルゼンチンで監督を務めています。そんな彼の講義を、オンラインではありますが同じ言葉を使って理解する日が来ようなんて、想像すらしていなかったことですが、約3時間にわたって参加者の質問に答え続けた彼から学んだことを、せっかくなので記録しておきたいと思います。
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※印象に残った話をテーマ別に羅列していきます
※参加者(300人)からの質問に回答していく形でした
Q:いつから監督になることを意識していたのか?
選手時代には、既に引退後は監督になることを意識して過ごしていた。戦術や戦略に関しても興味があった。2009年にイタリアで初めてライセンス講座を受けて、1年目のカリキュラムのみ終えた状態で引退した(当時のイタリアでは現役選手は1年目のライセンスしか取得することができなかったそうです)。引退後、2012年に2年目以降のライセンスを受講。モウリーニョやアンチェロッティ、ビエルサなど、多くの優秀な監督の元でサッカーをしながら学んでいった。
モウリーニョからは「サッカーのABC(アルファベット=基本)」を学んだ、と言っていたのが印象的でした。
Q:なぜ育成年代の指導からキャリアを始めたのか?
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