サッカーだろうがなんだろうが。
サッカーを生業にしたいと思うようになってから、かれこれ8年くらいが経って、それ以来ずっとサッカーを考えている。過去の記憶を辿ると、小学生の時からサッカーをしていて、その中で色んな大人と関わってきた。僕は大人をよく観察していた子供だったし、もう、ずっとサッカーに関わる大人たちを見てきたことになる。サッカーに関する文章を書くようになったり、サッカーを文化として追いかけるようになると、ピッチの外でも、様々な形でサッカーに関わっている人たちと出会うようになった。
日本の外に行って、そこでも、サッカーに関わる大人たちや、子供たちを観察してきた。外国に住んで、彼らがどうのようにサッカーと一緒に生きているのかを観察した。
コーチとして、監督として仕事をするようになってからは、まだ浅いキャリアだけれど、同業者はもちろん、たくさんの選手たちと出会ってきた。学生や、社会人や、元々プロだった選手、これからプロになる選手も、いる。一緒にサッカーをしていたような奴らが、プロサッカー選手になったりもするし、サッカーに関するNPOで活動を始めてからは、コーチと選手としての関係ではない形で、プロサッカー選手と関わりを持つようなこともある。
とにかく、こうもサッカーをずっとしていると、いろんな大人たちに出会う。ピッチで働く人も、ピッチの外で働く人も、いる。全ての人から、いろんなことを学んできた。
もうすぐ29歳になるし、30歳という節目を目前として、ちょっとわかってきたことをここに書いておきたい。
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