見出し画像

ソーシャルネットワークからは逃げられない。でも、まだ書くな。

ソーシャルネットワークについて、皆さんはどうお考えでしょうか。僕は、長いこと考えてきました。今も、考えています。

SNSというものが自分に与える影響を直視した時に、それを用いることによって不幸になるなら僕は使わないし、幸せになるのなら、僕は使う。そういうシンプルな線引きをしてきました。

少しずつ時代が進むにつれて、何か、なくてはならないもののようにも見えるし、そうかと思えば、SNSというものが自分を不幸にする象徴のように見えるときも、あります。

今日はある一冊の本を読んだことで、少しこのテーマに関して頭がすっきりしたので、これまでの僕のSNSとの関係性の前提を共有すると共に、ここ数日にした“ある実験”のことを、書いていきたいと思います。


・・・


前提として、僕には社会に訴えたいことや、日本のサッカー界に訴えたいことがあります。その為に、僕はアルゼンチンにきた2年半前から、明確に戦略を持ち、「自分の(リアルな世界に)舞台をつくる」ためのツールとして、主にSNSを使ってきました。なぜなら、僕がどうしてもやりたいことは、水面下で行っていても、勝算が全く見えないからです。

この2年の間にも、SNSやインターネットの「在り方」自体に変化が起きているように思います。そういった、内的な心情と、外的な要素が絶えず変化していく中で、僕は様々な試みをしてきました。

最初は、いつかは逃げるつもりでした。SNSというものを手放して生きる人々への憧れもあったと思います。僕のやりたいことは、リアルの世界にしか存在しないと、そう思い込みたかったのです。

先日、ある一冊の本を読みました。


ここから先は

2,957字
サッカー、またはサッカー以外の分野から日々何を学んでいて、何に気付いて、何に疑問をもち、どんな風に思考を巡らせているのか、そのプロセスにおいてどのような知識や仕組みが必要だったのか…などが書いているマガジンです。記事数は150以上。

蹴球症候群

¥300 / 月

他分野を通してサッカーを解明し、サッカーを通して他分野を解明する

いただいたサポートは、本を買ったり、サッカーを学ぶための費用として大切に使わせて頂きます。応援よろしくお願いします。