【超重要!】痩せ体型に補食が必要な理由
僕はカウンセリングの際、補食(間食)をするようにオススメしています。
とくに痩せ体型の方の補食は、体重を増やしていくため、健康を維持するためにも重要なことだと考えています。
なぜ痩せ体型に補食は必要なのか。
痩せ体型と補食についての考え方をシェアしたいと思います!
補食と低血糖の関係
何度も言いますが、痩せ体型にとって補食は大事です。
それはなぜか?
ズバリ「血糖値を維持」するためです。
実はあまり知られていないことですが、朝、昼、晩と3食しっかり食べていても血糖値をずっと安定して維持できているとは限りません。
なぜかというと、食事から摂取した血糖値は食後2時間ほどしか持たないからです。
それ以降は自分の体で糖新生をしながら糖を作り出して血糖値を維持しています。
この糖新生がうまくできる人、糖新生の材料がしっかりある人ならば血糖値が低くなることはないですが、痩せ型の筋肉量が少ない人は気づかないうちに低血糖を起こしている方が多いです。
BMIが低い痩せタイプは胃腸の不調、体調不良、肌疾患、持病などを持っている方が多く、その背景には低血糖がベースに潜んでいることが非常に多いです。
一見すると血糖値と関係がないような症状や不調であっても、解決には低血糖対策として補食をすることが大事になってくるケースがたくさんあります。
低血糖の指標
低血糖を起こしているかの指標として
血液検査データ
症状
機械による血糖値の測定
で確認することができます。
血液検査では、健康診断でも測る「中性脂肪」の数値が50以下であれば日常的に低血糖を起こしている可能性があります。
おそらく血糖値が維持できていないので、コルチゾールやアドレナリンなどの副腎から分泌されるホルモンで血糖値を保っている状態と推測できます。
血糖値を維持するために副腎をフル稼働させている方は、自律神経の問題、胃腸の問題へと繋がり、さらには炎症を促進させたり免疫にも影響していきます。
特に食事と食事の間が空いて、空腹時間が長くなると低血糖を副腎でカバーする時間も長くなり、体にさらに負担がかかります。
痩せ体型の少食で欠食があるような方は知らず知らずのうちに低血糖+副腎疲労のダブルで体に負担をかけていることになるのです。
そこで、しっかりと補食をすることが大切となってきます。
症状から確認する方法としてはこちらのチェックシートが参考になるかと思います。
もちろんこれだけでは断定はできませんが、このような症状をお持ちの方は低血糖を起こしている可能性が高いです。
最も正確な判断方法としては機械による測定があります。
それがこちら↓
リブレという血糖値測定センサーです。
詳しくは割愛しますが、腕につけて血糖値をスマホでモニタリングできるもの。
自分が低血糖かを知るには1度使って損はないです。
補食の効果
血糖値は通常、食後2時間で低下するとお伝えしましたが、
補食をすることで下がった血糖値をまた上げることができます。
ということは、補食のタイミングは食後2時間ということがわかります。
ですが、体の不調や持病がある方、低血糖が常にある方は2時間経ってから補食をしても間に合いません。
その理由は、2時間後に補食してもすでに血糖値は下がってしまっている状態。
体はホルモンを使ってまた血糖を維持しようとするからです。
なので、補食のベストタイミングは血糖値が下がる前!
この食べ方であれば、体の負担を減らすことができます。
次の記事で僕が実践してきた補食の内容についてシェアしたいと思います!
ご覧いただきありがとうございました。
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