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イノベーション普及の法則(イノベーター理論)

どーも、かずまーです。

今回はマーケティングでも有名なイノベーション普及の法則(イノベーター理論)こちらについて書いて参ります。

何か新しく物事、サービスを普及させる時に参考になる法則になります。

イノベータ理論とは1962年、米国スタンフォード大学の社会学の教授であったエベレット・ロジャーズが著書「Diffusion ofInnovations(邦題:イノベーション普及学)」で提唱した理論になります。


また、YouTubeで有名なサイモン・シネック氏もゴールデンサークルの中で、この理論についてプレゼンテーションしてますので、チェックしてみて下さい。


では早速本題に入ります。何か新しい物事が流行になり、常識のレベルになるまで。
この流れをわかりやすくグラフになっているのが下記になります。

人口の2,5%はイノベーターです
13,5%はアーリーアダプタと言います
34%はアーリーマジョリティ
34%レイトマジョリティー
16%ラガードと続きます。

ラガードの部分の人たちがガラケーからスマホに変えるのはガラケーが使えなくなった時です。
人々はみんな、この軸状の色々な時点に位置付けされます。


5つの分類の特徴

○イノベーター(革新的購入者)冒険心にあふれ、新しいものを進んで採用する人使い勝手や、周りが持っていないなどに響く人が多くその物の将来性に響く、作り手のなぜ作ったかに響く人が分かりやすいかと思います。

○アーリーアダプタ(初期購入者)
流行に敏感で、情報収集を自ら行い判断する人
他の消費者層への影響力が大きく、オピニオンリーダーとも呼ばれる人たちになります。
利便性であったり、機能を重視する方が多い傾向にあります。

○アーリーマジョリティ(初期主要購入者)
比較的慎重派な人。平均よりも早く新しいものを取り入れるブリッジピープル、その物の橋渡しのような存在になる人です。
アーリーアダプタの動向を見て判断する傾向にあります。

○レイトマジョリティ(後期主要購入者)
比較的懐疑的な人。周囲の大多数が試している場面を見てから同じ選択をする。

○ラガード(購入遅滞者)
最も保守的な人。流行や世の中の動きに関心が薄い。
イノベーションが常識になるまで採用しない。

このような特徴になっています。

イノベーションの普及の法則を用いいて、マスマーケットで成功したいなら。

イノベーションの普及の法則、マスマーケットで成功したいなら。
あるいはアイデアを幅広く受け入れて欲しいなら。
そのためには臨界点である15%〜18%の市場浸透率が必要です。
そこまで行くと状況が一変します。


なぜかというと、アーリーマジョリティが食いつくのは先にトライした人の後になるからです。
イノベーターとアーリーアダプタは自分の直感に従って決める人なので。


例えばiPhoneを例に挙げるとスマホが全然普及していない時にビジョン、新しいものに反応して購入する。


その時はものすごく高価で後々価格が安くなるにも関わらず購入する。
ちなみにこの人たちが購入する理由は自分のためです。
1番乗りしたい、誰よりも先にと言う最新が大好きな人達です。


前の部分でもお伝えしてしてる通り、人は何をではなくなぜに動かされるからですね。このなぜ部分はステーブジョブズのiPhoneのプレゼン動画を見てください。

ただ問題点が、、、。

ですが、イノベーター(革新的購入者)アーリーアダプタ(初期購入者)
この部分を初期市場と呼ばれるのですが。
アーリーマジョリティ(初期主要購入者)とのこの部分の間で問題があります。


どのような問題かと言うと。売り込まなくても飛びつく人と、食いついてこない人の違いです。そこにある小さなギャップをどお埋めるのかが問題になります。

※下記画像参照

このギャップの部分をキャズムと言うのですが
意味は溝になります。この溝を埋めることができるか?

アーリーマジョリティが試そうと気になるのは誰か他の人が先にトライした後になるので、機能性であったり実際どうなのか?
この部分をいかに埋めるかが重要になる訳です。


市場の10%でもすごい事なのですが
市場の15%〜18%からが大流行のきっかけになりますので。


真新しい物はこの部分を超えないといけない訳です。
キャズムを超えるこの部分をクリアしないことには流行まではいかないのですね。


なのでいいアイデアで革新的だけでは勿論
流行すると言うわけではないのです。


なのでいかに『キャズムを超える為に』機能性、安全性、信頼性。
こちらの面も構築する必要があります。


キャズムを超えた成功企業

今となっては有名企業ですが、メルカリは近年で最も成功したスタートアップ企業の1つです。ですが実はサービス開始当初から注目されていたわけではありません。

CMをたくさん放映しているイメージがあるかもしれませんが
CMを放送し始めたのは200万ダウンロードを突破する前後で
それ以前はサービスのブラッシュアップをしていました。


そして、200万ダウンロードを目安に、CMにより認知度を高めたことで
現在多くの人が知るサービスへと成長しています。
ブラッシュアップを重ねてキャズムを超えたわけですね。


最後に

イノベーション普及の法則(イノベーター理論)について書いて参りました。

ちょっと難しい横文字が多かったですが。
○5つの分類があってそれぞれの属性がある。
○市場の臨界点である15%〜18%をいかに到達するか?
○臨界点を突破する為にキャズムをいかに超えられるか?

ザックリとこの部分が重要なのはわかっていただけてましたでしょうか?

少しでも、ここまで読んで頂いた方の参考になればと思っています。
貴重なお時間ありがとうございました!
ではこの辺りで終わります!ありがとうございました!

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