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明確な「美学」を持ってますか?

どうも、中年失業家のカズマです。この肩書もすっかり板についてきましたね。自分で使ってても違和感がなくなりました。まあ、ええのか悪いのか、その点の判断はできませんが。

ところで、タイトルの件についての思うところを今日は少しばかり。


「あなたに美学はありますか?」


そう尋ねられたあなたはなんて答えますか?
美学は哲学と言ってもよいかもしれません。

この美学や哲学なしに商売をしてしまうと、極めてお下劣な下品な輩に成り下がってしまうように僕は思うんですね。

例えば…

・年収○○○○万円!
・フォロワー数○万人!
・売上実績○○○○万円突破!
・貧乏暇なしからの逆転劇!
・リストラから奇跡のフリーランスへ!

挙げだせばキリがないのですが、彼らに一切の「品性」を感じないのです。昔ながらの言葉でいうなら「をかし」とか「もののあはれ」とか、古来の日本にある美学を一切感じないんですね。僕の認知の癖もあると思いますが。


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僕は経営コンサルタントとして会社勤めをしていました。

本来のコンサルタントって職種は、とにもかくにもコンプライアンスが厳しいことは有名です。なんせ顧客企業様の極秘情報を取り扱う訳なので。でも、対外的なPRとして、支援実績○○、支援先企業一覧、などと、公にするアホなコンサルタントもいる訳です。

ちなみに彼らはコンサルタントではないと僕は思っています。コンサルタントって誰でも名乗れますもんね。資格も必要ではないし。コンサルタントと言いながら、その源流を知らなかったり、そもそもの定義をできない連中はかなりの数ほどいます。

僕は意地悪なので、そうした人間にいつも質問するんです。

・ところで、○○さんのコンサルタントの定義は何?
・コンサルタントの役割って何ですか?
・成果は何を以って測るんですか?

これらの質問にまともに答えられる人間に、これまでほとんど出会ったことはありません。類は友を呼ぶという観点からすると、僕も彼らと同類項なのかもしれませんが…( ゚Д゚)…


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何が言いたいかというと、美学や哲学のない人間に集まる賛同ってのは極めて下品でお下劣だという事です。

そういう輩いますよね。「見せ方」ばかりが上手で、少しでも深堀する質問をすると、論点をずらしたり、質問返しをしてきたり。

誰とは言いませんが、まあ黒い人と赤い人とか、後は猿とか。

彼らの行く末を個人的には心配しているのですが、これって自身の「認知的不協和なのか?」と散々問うてみてもどうやらそうではないらしく。でもこうして話題に触れるってのはやはり気になっている証拠なんですよね。

だからといって自分が善人ぶる訳でもなく、ディスる事で逆説的に応援している訳です。この感覚、伝わるかなあ。多分伝わらない人の方が多いと思います。でもまあ、それでよいのかなあと。


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間違いなく言えるのは、「ヒルズ族」とか「港区系女子」とか、そうした肩書や体裁を拠り所にしている人間に未来はないという事です。仮に注目されたとしても、一過性ですぐに忘れ去られてしまいます。

黒歴史だけを残して…

歴史を見ればそれは明らかなのですが、それでもなおと、

・早急に
・簡単に
・安易に

「結果」や「見せ方・見え方」ばかりを追い求めてしまうのも、人間の性なのかもしれませんね。


「貧すれば鈍す」


この言葉、実に言い得て妙でして。社会も混迷を極める中、この「鈍」した人間のいかに多いことか…。正直悲しくなってきます。

人間てもっと誇り高く尊厳を持った存在だと、僕が思っているからです。ただ、その思い自体も見方によっては「綺麗ごと」なのかもしれません。


ただ、

「それでもなお」

と訴えずにはいられない。

もっともっと「品性」のある生き方をしませんか?


おわり

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