what is web3.0?

イントロダクション

近年、NFTやブロックチェーン、暗号通貨など、新しい単語をよく耳にしませんか?でもなんだかコンピューターの専門用語のように聞こえて、調べる気にはなかなかなれませんよね。そんなあなたでも5分で概要を抑えていただけるように私が記事にまとめました!
最初の記事では、”Web3.0”とは何なのかについて説明します。

Web3は、このジレンマに対する答えです。Web3は、大企業に独占されたWebとは違い、分散化を受け入れ、ユーザーによって構築、運営、所有されています。Web3は、企業ではなく、個人に力を与えます。Web3について話す前に、私たちがどのようにここに辿り着いたかを振り返ってみましょう。


Webの進化

Webというと、発明されて以来ずっと存在し続けている現代生活の柱というイメージを持っている人が多いと思います。しかし、私たちが現在知っているWebは、当初想像していたものとはかなり異なっています。このことを理解するために、Webの短い歴史をWeb1.0とWeb2.0という緩やかな時期に分けて考えてみましょう。


Web1.0: Read Only(1990-2004)

1989年、ジュネーブのCERNでバーナーズ・リーが作った最初の製品は、現在”Web1.0”として知られ、およそ1990年から2004年の間のことを指します。”Web1.0”は主に企業が保有する静的なウェブサイトで、ユーザー間の相互性や個人がコンテンツを作成することはありませんでした。いわば、読み取り専門のウェブとして知られていました。


Web 2.0: Read-Write (2004-現在)

2004年、ソーシャルメディアのプラットフォームの誕生によってWeb 2.0の時代は始まりました。”読む”だけだったウェブが、”読む・書く”ものへと進化したのです。企業は、ユーザーに一方的にコンテンツを提供するだけだけでなく、ユーザーが作成したコンテンツを共有し、ユーザー同士が交流することのできるプラットフォームを提供するようになりました。より多くの人がオンラインになるにつれ、一握りのトップ企業がウェブ上で生み出されるデータと価値の多くの量をコントロールするようになりました。また、Web 2.0は広告主導の収益モデルを誕生させました。ユーザーは自分でコンテンツを作成できるようになったものの、企業が持っているプラットフォームに依存していたため、自身のコンテンツを所有したり、収益化することができませんでした。


Web 3.0: Read-Write-Own

“Web3.0”とは、2014年にイーサリアムがローンチされた直後に、イーサリアム共同創設者であるGavin Woodによって作られた造語です。Gavinは、初期の暗号採用者が多く感じていた”Webは信頼を必要としすぎている”という問題の解決を言葉にしたのです。つまり、今日、人々が知っていて使用しているウェブのほとんどは、公共の利益のために行動する一握りの私企業に依存しているのです。
”Web3.0”は、新しいというだけでなく、より良いインターネットのビジョンを示す言葉になっています。Web3.0の核心は、ブロックチェーン、暗号通貨、NFTなどの技術を使い、「所有権」という力をユーザーに還元するという点です。


Web3.0の中心的な考え方

Web3.0がどのようなものであるかを厳密に定義することは難しいですが、いくつかの核となる原則がWeb3.0を形作っています。

Web3.0の世界は、
・分散型です。インターネットの大部分を中央集権的な組織が管理・所有してきた今までとは違い、その所有権は構築者とユーザーに分散されます。
・許可が必要ありません。誰もが平等にWeb3に参加することができ、除外されることもありません。
・ネイティブペイメント(ウェブサイトやアプリで簡単にワンクリック決済できるサービス)です。銀行やペイメントサービスに頼らず、暗号通貨を使ってオンラインでお金を使ったり送ったりすることができます。
・トラストレスです。信頼できる第三者に頼るのではなく、インセンティブと経済メカニズムで運営されています。

コメント

私はWeb2.0が始まる少し前に生まれました。物心がついた時から当たり前のようにネット環境があった自分からすると、Webの進化はとても新鮮です。Web3.0についてリサーチをしている中で重要だと感じた点は、現在のネットでは、どこかの企業が管理しているプラットフォームに依存しているという点です。それに伴い、Web2.0の時代に一番力を伸ばしたのはGAFAMが、力と情報を持ちすぎているのが現在の課題です。Web3.0で使われるブロックチェーン、暗号通貨、NFTなどの技術を使い、”所有権”という権利をユーザーに還元し、一握りの組織が力を握るのではなく、ユーザーひとりひとりに力が分散する時代が訪れると言われています。Web3.0についてもっと勉強したいと思っています。
次回の記事では、この記事にも何度か出てきた、”ブロックチェーン” ”暗号通貨” ”NFT”といった、Web3.0を実現するために使われている技術について書きます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?