見出し画像

僕が野球を辞めた理由⚾️




今日は僕がなぜ野球をやめたのかについて書きたいと思います。
先に言っときますと今回の記事長いです!笑

正直、しっかりなぜ僕が野球を辞めたのかを人に言ったことないから知っている人なかなかいないと思います。
野球が嫌いになったとか、いじめとかそういうのではないです笑
これについては、前回のnoteで書いたキューバで感得したことが大きく関係してきます。
それは、日本とキューバの経済格差です。
日本では15m間隔ぐらいで電柱があって、真夜中2時でも車が通る道は明るく、多くの人が学校に行けて、という生活をしていると思います。
でも、キューバではそんなことはなかった。真夜中の道路は真っ暗で、大きい道こそ電柱はあるものの、一本路地に入ると真っ暗でした。もっと言えば、日本では雨が降っても浸水しない家がほとんどと思いますが、キューバでは、雨が降ると家の中に水が入ってきてしまって浸水してしまうそうです。キューバに行く前は、wi-fiが弱かったり、日本のように快適ではないだろうということは予想していましたが、まさか生活基準がそこまで違うとは思ってもみませんでした。
それだけではなく、試合をやっていると現地の方々が、キューバチームを応援するよりも日本チームのベンチの方に座り、選手に向かって「ボールやバットをくれないか」と言ってきました。
日本にいたら何かスポーツをやりたかったらできるという環境にいる方がほとんどと思います。でもキューバでは、当たり前のようにバットとボールとグローブがあるわけではなく、駐車場でグローブを持たず、バットとボールで遊んでいる風景がありました。つまるところ、日本のように道具も十分になければ、十分な環境もありません。
僕はそういう環境で5日間ほど野球をし、自分の高校の野球部で練習をしていたら強い違和感を感じました。
そこから今まで本なんてあまり読んだことがなかったけど、読むようになりました。
その中で「FACT FULLNESS」という本を読んで、キューバだけではなく、世界では日本と比べて生活水準の低い国というのが数多くあるということを知りました。
高校生活も終わり、僕は特に深く考えず、野球をやるために大学に入学しました。
その過程ではいろんな方がもっと考えたほうがいいのではないかとアドバイスをしてくださったのに、当時の僕は聞く耳を持つことができていませんでした。本当に失礼なことをしていました。
しかし、大学野球をいい環境下でやっていると、キューバで覚えた違和感がだんだんと大きくなっていき、自分がこのまま野球をやって行ったらどのような人生が待っているのだろうかと考えるようになりました。
その時、自分の野球の能力でどのぐらいまで行けるかということが見えてきて、その人生は僕にとってはあんまり魅力的ではなかった。それよりも、もっと自分ができることがあると思いました。ほんと過信しすぎですよね笑何にも知恵持ってないのに笑
そういう訳で僕は野球を辞め、起業をして将来生まれの環境の影響で貧しい暮らしをしていたり、やりたいことにチャレンジできないという人に投資をする人になろうと決断しました。

でも、辞めなくてもそれできるじゃん?って思いました?笑
僕もそう考えて、最初は勉強と野球を両立させようとしていました。
でもやっぱり思うようには行かなかったんですよね。
1日3時間は英語の勉強をしておこうと思って、朝5時に起きて朝食に行くまで1時間半ぐらい勉強して、大学の授業を受けて、15時から練習をして夜の20時。そこからご飯を食べて寮に帰り、すぐに洗濯機をセットしてお風呂もシャワーだけにして、それでも1日3時間という勉強が終わるのは12時。それが毎日でした。そうするとだんだん野球の結果が出なくなっていって。怪我が治るスピードも遅くなっていって、辞めるということを決めて、最後の1週間は勉強はせず、野球だけをやっていると結果が出るようになって。この睡眠時間で野球をやるのは無理だなって感じました。
その時もコーチは知らないから真剣に指導してくださって申し訳なかったけど、気温40°ぐらいで人工芝のグラウンドで倒れるんじゃないかって思いながらだったけど、仲間も面白くてほんとに楽しかった。


長くなってしまいましたが、この二つが僕が野球をやめた理由です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?