Push Us by Ourselves

作ったモノ・コンテンツがどうすれば消費者に届くのか・・・即ちどうすれば売れるのか?

販売する対象物を考えたり作る人は沢山いるが、「どうやって消費者にリーチさせるか?」に関しては実践していない人も結構多い。しかし、これは質の良いコンテンツを作る事と同じくらい、またはそれ以上に大切だ。

外部に広告依頼するのも1つだが、今回は「自分達で自分達をPushする事の大切さ」について書く。

1、愛せるコンテンツを作れ!
2、報酬を払え!
3、インフルエンサーになれ!
4、おわりに


1、愛せるコンテンツを作れ!

自分達で自分達をPushする際に大切な事。それは、「自分達が愛せるコンテンツ」を作る事だ。

同じチームや会社からの提案でも、「自分のアカウントでは告知したくないなぁ」と会社のアカウントでしか告知されないコンテンツは多数ある。何故かというと、「これは本当に良い!」「これはお客様が喜んでくれるだろう!」「世の人に是非とも体験してもらいたい!」という想いが少なかったり無いからだ。

Instagram・Youtube・Twitter、どのSNSであろうと個人のアカウントは個人の所有物で、人は自分というブランド/自分の信用をベースに物事を発信する。愛せないコンテンツは個人では発信したく無い、と思うのも当然だろう。

チームや会社がメンバーに能動的告知をしてもらいたいのであれば、「メンバーが愛せるコンテンツ」を作る事が大切だ。

2、報酬を払え!

次に、個人での告知がハマり収益をもたらした際には、「見合った報酬を払う」事も大切だ。

これは、コンテンツやプロジェクト毎に報酬を出しても良いし、ボーナスに合算しても良い。とにかく、「告知する事で収益に繋がり、自分への還元もある」という事を明示する事が重要だ。

また、予めこれについてのルールを決めておくのが良いだろう。例えば、「Instagramをビジネスアカウントに切り替えて、フィードのリーチ数に対して、◯◯円の報酬を支払う。ただし、購入したフォロワーなど操作性のある動きが確認された場合、一切の報酬は支払われないものとする。」などである。

報酬が明確化されていれば、チームのメンバーはどうすればフォロワーが増えるか・どうすればリーチが上がるかを考える。会社がSNSの個人利用を強制するのは違うが、広告効果が期待できる以上、それに見合った報酬が払われるべきである(外注の方が影響力が大きく、コストも低い場合はチームメンバーへの報酬は制限されるだろう)。

3、インフルエンサーになれ!

愛せるコンテンツを作り、会社やチームが告知のリターンも用意したのであれば、次はインフルエンサーになる事だ。

お客様との信頼関係を構築し、SNSでも繋がる。そして、有益な情報を自信を持って共有する。その組織の可能性を一番に信じるのはやはり自分達であるべきだ。

そして消費者目線で見ても、どこの誰か分からない人が勧めているコンテンツより、信頼関係のある人が勧めるそれの方が信憑性がある。「この人のお勧めなら行こうかな」という感情は多くの人が1度は抱いた事があると思う。

また、「この人の勧めるコンテンツを通してなら、感性の合う別の誰かに出会えるかな」といった様な新たな可能性を感じる事もある。コンテンツが様々な顔を持ったツールとして活きる良い例である。

4、おわりに

どうすれば消費者にリーチするか?

これを成し遂げるには、自分達自身が作り上げたコンテンツの1番のファンとなり、発信していく事が重要だ。

またもしあなたが制度を作る側なら、チームのメンバーが「積極的に発信しそれがワークすれば、こんなメリットがある」と感じる仕組みを作る事をお勧めする。

メンバーが考えて作り、考えて発信する。
チームに利益をもたらす仕事をあらゆる角度から支援する仕組みを組織が提供できると素晴らしい。

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