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実録夢日記

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実際に見た夢の再現ストーリー集
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2022年7月の記事一覧

分厚い鮭ステーキと、異国人との争い

また、断片しか覚えていない。10分の1くらいかもしれない。 長編の夢だった。 印象的な映像がいくつか鮮明に(色付きで)残っている。 途中から。というか夢の終わりの方だ。 パーティー会場(たぶんクラス会)のテーブルに、ラップをかけられて残っている、分厚い鮭ステーキ。長さ20cm、厚さ3cmくらいはある。ほかに、付け合せの残りが多少あったようだが品目はわからない。 私はもうお腹がいっぱいで食べられないし、ほかの同級生たちが帰り始めていたので私も帰ろうと思っていた。 だが、S

書かれた「夢の話」は、夢とはちがう

つねづね思っていることだが、夢の分析でしばしば出てくる「物語の構造」というやつは、夢そのものの構造をあらわしているのではない、というのが、私のいつわらざる実感だ。 なぜそういう実感をもつかというと、「見た」記憶がある夢のなかの場面や映像、出来事やそれがもっていた意味などを「言語化」するときに、どのくらい大幅に夢そのものの中身が歪められてしまうか、という、その差異、差分の程度について、私は、気付くことができるからだ。 これに気づける、というのは、通常の言語使用者のふつうの能

低空飛行の後、人格交代

夢の記録の仕方はさまざまあるが、今回は説明的になる。 いつものように長編のドラマ的な夢だったことはわかっているが、詳細は、最後の部分しか映像として覚えていない。 二人の女性(警察官か戦士のようだ)が空を飛び、広く広がるコンクリートの建物群を俯瞰している。ビルが並んでいるのは都市の特徴に見える。 時間帯は夜。空は濃紺色で暗く、建物群は灰色に見えている。 遠くに火の手が上がるのが見え、そちらへ空中を飛びながら移動してゆく。(この時点で、二人の女性は私とは別人である。) 火の

インドで乗り継ごうとしたら

すでに壊れかけていて、よく覚えていないので、短くメモのみ。 インドで飛行機を乗り継ぐはずだった。目的地は、たぶんスペイン。同行していたのは、息子と夫。 インドの、片田舎の空港で、そこから国際線のターミナルに乗り換えないといけない。ところが移動手段がない。タクシーが来ない(または人がいっぱいで乗れない)。 外に出て、大通りならタクシーが走ってるんじゃないか、と歩き回る。日本のタクシーと同じような黒車体の、しかも赤く「空車」と書いてあるタクシーが目に入った。やっぱりいる!

忘れてゆく… (医師の部屋)

今朝、長編の夢を見た(見たことを覚えている)。 場面ごとの断片はphotographic memoryのように記憶しているのだが、それらの間の時間関係(どれが先だったか)とか、どういうつながりがあったのか(ロジックというか流れというか)がわからない。 ひとつひとつの場面の記憶ごとに別個に想起するしかなく、そのため、時間がたてばたつほど場面場面が思い出せなくなっていく。 そういう、夢記憶がうやむやになっていくプロセスを経験した。 もったいない! 長編の、なかなかイミシンな夢