趣味:悩む事
前回の自己紹介にて
わたくしは趣味に悩む事を挙げました
悩むことは好きではありません
何気ない小さな事で悩み考えれば
最終的にそれは大きな希死念慮に変化し
わたくしを苦しめます
いつもそうなのです
初めは手のひらに乗せれるような悩みが
いつの間にか膨れ上がって大きな希死念慮に
なり、もう抱っこをしようとしても
持てない大きさになっているのです
ひとつ疑問なのです
なぜわたくしは大きな希死念慮を
抱っこしようとしなければならないのでしょうか
その希死念慮とはわたくしが
抱っこすべきものなのでしょうか
だって初めは手のひらサイズの
悩みだったのですよ
まるで赤子のような
それはそれは可愛いものですよ
でもいつの間にか
赤子ではなくなっているのです
原型などございません
かわいらしかった原型などなくなる程
悩みに悩むのです
原型の無い悩みを苦しみながら
抱いているのです
わたくしはわたくしが滑稽に思えます
滑稽に思うと同時にその滑稽さが
わたくしらしいとも感じたのです
自ら意味もなさない行為に苦しむ
でもその苦しみが心地良いのでしょう
自ら重い希死念慮を抱えているとき
その時わたくしはわたくしを可愛く思えるのです
愚かで滑稽な自分が可愛くて仕方がない
浸っていたいのです、可愛いわたくしに
自分を可愛いと思うために悩んでいる
その行為は自慰行為とも変わらないでしょう
その時いかにわたくしは凡人かという事を痛感いたしました
凡人が自分を可愛いと思えるように
一生懸命に慰めているのです
己では意図せず好き好んでしている行為
それを趣味と言わずしてなんと言いましょう
趣味は良いものです
人を生かしてくれる貴重なものです
大事に大事に赤子のように抱っこしていたいものです