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超絶かわいい子が家にくるまで:ハナちゃんとの思い出①【保護犬日記・船橋】

ハナちゃんが家にきたのは、2021年1月30日でした。

ワンちゃんを飼うきっかけ

うちにワンちゃんを招くことにした最初のきっかけは、妻の希望です。

妻は大の犬好きです。散歩中にワンちゃんに目移りしたり、猫グッズは多いのに犬グッズが少ないことを嘆いたり。昔はワンちゃんをお世話するボランティアをしていたそうです。

そんな妻は、ワンちゃんとの暮らしを望んでいました。犬と一緒の生活が、彼女の夢だったのです。

一方、わたしは動物と暮らしたことがありません。いとこが犬を飼っていたので、多少ペットのいる生活を知っている程度です。

妻の希望を聞いて、わたしは反対はしませんでした。ペットとの暮らしは、楽しいだろうと容易に想像できたので。

ただ、時期ではないと考えていました。将来的には子供が欲しいですし、そのためのお金の準備が必要だ。社会的ステータスをあげて、お金に余裕が出てからにしようと妻に伝えていました。

妻は渋々納得してくれました。わたしの意見は理解できるし、夫婦2人が飼うことに賛成でないとダメだと考えていたようです。


その後、わたしの考えが変わります。「人はいつ死ぬかわからない」と考えるようになったからです。

いつ死ぬかわからないから、今を後悔しないように生きた方がいい。いつになるかわからない子供より、今やりたいことを優先する方がいいのでは?と考えるようになりました。

幸い、ワンちゃんを飼っても大丈夫なほどの収入と貯金はありました。なので妻に「飼ってもいいよ」と伝えました。

妻は大喜び!!
その日からどんなワンちゃんを飼おうか探し始めました。


ハナちゃんとの初対面

妻の意向もあり、保護犬をあずかることにしました。妻は過去にボランティアに携わっていたことで、保護犬への思い入れがあるのです。

いくつかの保護団体のブログを読んでいて、わんにゃん小梅保育園にたどり着きました。そこに載っていた「ハナちゃん」が可愛く、連絡をとって会いに行くことにしました。

2021年1月半ば、いざ埼玉県飯能市へ。電車で片道2時間以上、駅から歩いて10分以上。その日は丘の上の公園で里親会をやっていて、他のワンちゃんたちもたくさんいました。

ぜんそく持ちの子、さびしがり屋な子、緑内障がひどく両眼を摘出した子。ハナちゃん以外も引き取り候補として、どの子にしようか、預かりさんの話を聞きながら考えていました。

そして、ハナちゃんのお目見えです。ワゴン車の中から出てきたハナちゃんは、背中の大きな茶色ブチ模様、額のポッチリおでき、写真通りの可愛さです。左目だけ緑内障の症状が出ていて、目薬を差しているとのことでした。

リードを借りてちょっと散歩へ。スタスタと軽快に坂道をアップダウン。団体さん曰く「普段はゆっくりで、あまり歩かない」とのこと。

他のワンちゃんも見せてもらいましたが、やっぱりハナちゃんがいい‼︎
その日のうちに譲渡の申込書を書いて、1月30日に引き渡しすると約束して、その場を後にしました。


ハナちゃんが家にやってきた‼︎

次の日から、アパートのカスタマイズで大忙しです。脱出防止の柵を購入したり、寝床にしてもらうクレートを入手したりと、出迎えの準備を着々と進めました。

そして1月30日当日、一台のデカいワゴン車が到着します。その後ろドアから飛び出るハナちゃん。千葉県初上陸です。

団体さんとハナちゃんには家にあがってもらい、譲渡に際しての説明を受けました。1ヶ月間はトライアル期間であること、団体の推奨としてダブルリードで散歩してほしいこと、などなど説明していただきました。

その後ペット可と明示された賃貸契約書(コピー)の提出、マイクロチップ登録書のお渡し、目薬の受け取りをしました。契約書へサインし、お金(団体さんの活動資金にする)をお支払いしました。

一通りの手続きがおわり、ハナちゃんは我が家の一員となりました。家にきた当日は、初めての場所で慣れない様子でした。徐々に慣れて、早くうちの一員として馴染んでほしいなぁと思っていました。

ハナちゃんは、誕生日がいつなのかわかりません。なので、わたし達はハナちゃんの誕生日を、家にきた日「1月30日」に決めました。

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