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はじめまして

私は、滋賀県大津市で行政書士兼ライターとして活動しています。

業務内容は、
行政書士として・・・各種許認可の取得代行や補助金の申請代行
ライターとして・・・署名記事の作成、記事案の作成
などを行っています。

ライターとして8年、行政書士としては1年の経験があります。
さらにその前の職は、システムエンジニアでした。

この職業をしていて言われること

まずは「珍しいですね」
次に「イメージと違いました」
三つ目に「どうしてこの仕事をしようと思ったんですか?」
です。

珍しさの中身は、女性であることとライターと士業を兼ねていることという内容が多いです。

「イメージと違いました」は、行政書士=某漫画の登場人物のようにコワモテでなんかこわい人と思っているパターンの人がよくおっしゃいます。
ドラマの影響が強いんでしょうね。

三つ目の「どうしてこの仕事をしようと思ったんですか?」については、一つ目の質問の発展形です。
なぜこの仕事をしようと思ったのか。
それは私なりの考えがあったからです。

この仕事をしようと思った理由


このスピードの速い世の中で、
小さい子供を抱えつつ、
とある企業の正社員というレールを外れ、
さらに産後の体調不良が治るまでにとても時間のかかってしまった自分は、
どうしたら社会に居場所を作り、
そこからお金をいただき、
生活していくことができるのだろうか。

まじめに考えた結果、現在の状況に至りました。

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不安の中身を因数分解

私は正社員を辞めてから、結婚と出産を経験しました。
かなり苦しい時期もありましたが、
その苦しさとは何だったのかと振り返ると以下の内容に集約されると思います。

・周囲より産後の体調が悪かったが、周囲の理解はあまりなかった(これは発信が下手だった私も悪い。のちに内分泌の調子がおかしかったと判明するまで、だいぶ辛かった。)。「若いのに大変だね」といわれるのがつらかった。どうしてよくならないのか、自分でもわからなかった。

・正社員的な働き方(9時ー17時での勤務)ができないことでもう仕事に就けないのでは?と思っていた(しかも保育所に子供を預けることに関して夫婦で意見が全く合わなかったときがあった)。

・結婚や出産で仕事のめどが立たなくなったが、復活したという話になかなか触れられなかったことで、将来が不安だった(将来像が描けなかった)。奨学金も返さないといけないのに、この先どうしたらいいのかと途方に暮れた。

現状認識も正しくできないし(病気なのに病気だと気づかず出来が悪いと自分を責め続ける)、
将来の展望もよくわからない(体調が悪かったから毎日を過ごすので精一杯すぎて、将来とかよくわからない)
自由になるお金もない

このような状況からスタートし、6年くらいかけて
・感謝される仕事
・生活の糧になる仕事
・将来を考えるとわくわくする仕事
を目指し、前向きに過ごせるようになりました。

逆に言うと6年もかかってしまいました。
なぜか。
一歩先を行く似たような環境の人たちになかなか出会えなかったからだと思います。どこへ行ってもなじめないし、ママさんの中では浮いていました。

「え?家で仕事してるの?資格の勉強?あたしには無理だわーがんばってねー」と言われた翌日にはなんともいえない距離を置かれました。

手探り状態の繰り返しで、後退したり前進したりを繰り返しながら前に進んできました。
そうしているうちに、どこかになじもうとかいう発想もなくなってしまいましたけど、母親である時間が一日の9割を占めていた当時は、なじめないことがとても辛かったです。

都市部だったら、一時的に仕事辞めて育児に専念して、その期間中にステップアップのための勉強をするのは普通かもしれないですね。
でもここは田舎ですから、そういう人が周囲にいなかったわけです。

このnoteで語ること

このnoteでは、
・時間もなく、実家に子供を預かってもらうなどの直接的な支援がない
・結婚や出産を機に正社員を辞めてしまって再就職が難しい
・夫婦でも気持ちを共有できない部分があって寂しい
・特にキャリアに関して明るい将来が描けない
という、女性(似たような状況の男性も歓迎)のために、以下の内容を書いていきたいと思います。

・時間がなくても、体力がなくても勉強する方法
・あの手この手で勉強時間を捻出する方法
・一度見たら忘れない方法(忘れないことが最強の時短になる)
・国家資格を得て自分なりの活路を見出す方法
・上記に関連して、自分に合った資格の選び方
・夫婦で気持ちを共有することや共感されることへの欲を捨てること

私自身、完璧な人間ではありません。
しかし、6年前の自分から今の自分へ進化できたのは、
試行錯誤の中で出会ってきた様々な人やそこから得た学び・気づきなどが蓄積した結果だと思います。
そして今もいろいろな意味での勉強中です。

かつての自分と似たような境遇にある方への情報提供としてこのnoteを公開します

このnoteは、キャリアに悩む女性(もちろん男性も歓迎)に捧げます。

「ほかの人はどうしてるんだろう?似たような人の話を聞きたいなぁ・・・寂しいな」
「明日が来てしまうのが怖い。将来の方向がわからないのに、明日が来るなんて嫌だ」
とおもっていた、過去の自分にもこのnoteを見せて、こう伝えたいです。

たとえ今は前が見えなくても、
まっすぐに、やるべきことをこなしていればきっと将来は明るいよ。
どうか、泣かないで。

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