数字や文字を縦向きに揃える - データ可視化ミニ講座(3)
一部のグラフ作成ソフトでは、軸の数値や項目の名前といった数字・文字の向きが自動で横に倒れたり斜めになるときがあります。
数字や文字が斜めや横向きになっていると視認性が下がり、読みづらくなります。慣れてないと誤読の可能性も高まります。せっかく視覚的にわかりやすいグラフを作っているのに、これでは本末転倒です。
このような場合、数字や文字を縦向きに直します。英語は横向きにしかできないので限界がありますが、日本語は横書きも縦書きもできる便利な言語ですので、最大限に活用しましょう。
数字は縦書きにすることができませんが、時系列グラフでは時点のラベル(文字列)数を減らすことで横向きにすることができます。たまに時系列のラベルをすべて表示しているケースがありますが、1年ごと・1日ごとなど均等に並んでいれば途中はある程度省略しても大丈夫です。
上の例では縦軸ラベル「コーヒーの国内消費量」を縦書きに、時系列のラベルを少し減らして(3年おきから4年おきに)年を横向きに収めています。
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