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これからの教育を考える。

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元教員で、フリースクールと学校のハイブリッド登校をする小学生を持つ母が、教育を考え続けています。現在活動中の「教育で繋がる会」「ぐんま教育キャラバン」のイベント告知や開催報告も載…
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#自分らしく生きる

夢や理想を掲げただけで終わらせず、実現していく方法

第1回ぐんま教育キャラバン「edu.フェス」 3月9日に無事に開催することができました。 大盛況だったんじゃないかと思っています。 お疲れ様でしたー!!(自分に) 実は、構想半年。 1月に告知した時には数名のお申し込み。 大きめのホールを借りていたので、 どうする?どうなる? ソワソワしてふた月を過ごしていました。 でも、信じてる道はあるし、やり遂げたいし、 ここで諦めるなんて考えられず 話し合いを重ね、準備し、発信し続けました。 そして当日は80名を超える

「大人の都合」が挟まると「ありのまま」が保障されない

今朝、「行ってきます」と家を出た小1息子が、 「やっぱり行きたくない」と戻ってきた。 そして15分ほど家で過ごして、 私と手を繋ぎ、また学校に向かっていった。 その15分が、たまらなく愛おしい時間でした。 いい時間だったというよりも、 悲しみも悔しさもごめんねもかわいいも大好きも いろんな私の感情がありながら、 そこにただ息子が息子でいてくれて それを振り返ったら泣けてきた。 息子が息子でいてくれること。 それをそばで見られていること。 これ以上何もいらないじゃな

自分の気持ちを無いことにするしかなかった

今私が教育のフィールドで活動する原点、 それは、 自分らしさ溢れる学校に変わっていってほしい という切なる想いです。 ということは、今は、 自分らしくいられない学校 だと思っているということ…なんですよね。 その人次第ってところではあるけど、 でも簡単にはいかない。 自分のままじゃいられない そのままでいちゃいけない 全体のルールがまず優先 周りに気を配ることがまず大事 自分の言いたいことやりたいことはちょっと我慢して まずこのやるべきことをやりましょう あなた

悩みの質を変えることで、人生は変わる。

元旦の投稿で、 2023年は30点のできだったけれど、 怒涛の追い込みで年末に盛り返した ことを書きました。 なぜ盛り返せたか?と考えてみると、 悩んだり迷ったりしてることに対して 「12月中に決める」ということを徹底的にやった これだと思います。 悩む時間、迷う時間にも「期限を決める」! いつまで悩むか、いつ答えを出すか、 そうしないとずっとグルグルできてしまう。 時間を使っているのに何も進まない。 「決める」と 次のステップに進むことができ、 具体的にこと

自分らしくいることが難しい世の中。

嘘のない自分でいたい 誰も悪者にしたくない これ、私の大切な価値観です。 けど、嘘をついちゃうときもある。  自分の気持ちとは違うけど相手に合わせるとか 自分を盛って見せるとか、棚に上げるとか 嬉しい!と素直に言えないとか また、誰かを悪者にしてグチグチ言っちゃうこともある。 今は学校や教育のこととか 家族に対してとか 大切な価値観なのに、 それと反対のことをしてしまう。 実はそれって、けっこう心にダメージを負う。 本当の自分じゃない自分を表現してしまうと 自

教育漬けな1週間①

先週木曜から、金、土、日、火、木と 教育にまつわるイベントだらけで 勝手に教育週間でした! スタート木曜は、 スクールカウンセラーさんとの面談日。 私の活動も知ってくださってるので、 子どもの話もしつつ教育の話をいつも。 そしたら一緒にいた娘が、突然、 「特別支援級にいきたい!」 と言い出した。 (前から言ってたけど私忘れてた) 私はめっちゃ賛成派。 通ってる子たちとも先生たちとも仲良くて 娘の感覚としてそこが合いそうって思ってるんだったら、 きっといいはず。

子育てはオーガニック②

娘のお弁当に、 ほうれん草の醤油パスタ作ったんですけどね、 根が太い これはオーガニックの八百屋さんで買った。 この間スーパーで買ったのは もっとひょろっとしてたのを思い出した。 どんな土に植っているのか どんな環境なのか 生産者さんがどんなふうに関わるのか 想像ですけどね、 ほうれん草が我が家のまな板に来るまでを 無意識にイメージしていた。 そして、我が子は、教育は、と想いを馳せた。 植物の育ちと子どもの育ちをいつも関連づけてしまう。 以前もこんな記事を書い

自分をとるか?子どもの育ちをとるか?

今月はコーチングを学ぶ月間にしています。 コーチングの原則として、 「答えは相手の中にある」 なので、 相手を誘導したりコントロールしようとしたりしない。 その人自身が本来もっている力で、前に進んでいくのをお手伝いする。 「教育」とまったく同じなのです。 自分の足で歩いて行けるようになることが、ゴール。 「子育て」も同じですね。 手とり足取り教わらないとできなかったり、 そもそも何がやりたいのかがわからなかったり、 あまり関わり過ぎると自立を削いでしまい兼ね

自分を、子どもを、枠の中に収めてはいないか?

昨日、コーチングの講座を受けた。 とてもとてもよかった。 特に印象的だったのが、 「ノミのジャンプの話」。 ジャンプ力のあるノミを箱の中に入れて蓋をすると、 蓋の高さまでしか跳べなくなってしまう。 再び蓋を開けても、本当は跳べるはずなのに、 蓋までの高さしか跳べないまま。 私もこれまで何度も聞いたことがあったのだけど、 私がやりたいのはまさにその部分だ、と改めて強く思った。 本当はジャンプ力があるのに、 蓋にぶつかった痛みを覚えてしまい、 もう痛い目をみたく

学校に行く、一番の動機になるもの。

金曜日。 今日は小3娘はフリースクール。 小1息子は学校。 娘はルンルンで準備。 一緒に朝ごはん食べながら聞いてみた。 私:やっぱりフリースクールだと、行きたい!の気持ちなんだね。 娘:うん!そうだよーー!! まあでも、昨日の学校の話も聞いてると、 宿題もちゃんと提出できて、相談室も上手く利用しつつ、 理科の種まきを遅れたけどやって、思っていたテストも実施され、 なんだかんだ思うようにいったらしい。 そして弟だ。 姉がルンルンでフリースクールに行くのを見て、 どうす

みんなが行きたくて仕方ない学校って、あるかな?

私は、2021年に「教育への想いシェア会」を始めました。 この会の背景としては、 学校に行けない・行かない、いわゆる不登校の子たちの居場所や学びの場が少なかった2年前、このままでいいのだろうか?と同じように悩んだり考えたりしている方と繋がり、語らう場が欲しかったというのがあります。 そしてこの2年の間で、そのような子たちの居場所が増え、認知されるようになり、また、出席認定もされるようになりました。 学校も教育委員会も、世の中も、時代に合わせて変化していったのです!

我が子の完璧主義は、私が育ててしまった

今日は朝から登校していった子どもたち! と言っても、スッキリしたものではありませんでした。 昨日はこんな感じで・・・ 給食まで家にいて、2人して目一杯遊んでいました。 私たち夫婦もフリーランスで自宅にいるとは言え、 全部に付き合ってはいられなくて、どうしたもんかなと思っています。 でも、話の流れで、翌日(今日のこと)は朝から行くってことになっていました。 そして今朝。 いい調子で、2人ともご飯を食べて、準備していました。 娘は、珍しいことに、鉛筆も全部削って 「