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社債投資の学び方――初めての個別社債は、これまでの投資経験をベースに

お読みいただきありがとうございます。
Siiibo(シーボ)証券という会社でCEOを務めている小村と申します。

Siiibo証券は、「webでの私募」を活用することで、シンプルで分かりやすい金融商品である「社債」の投資・発行プラットフォームを運営するネット証券会社(第一種金融商品取引業者)です。

全7回(予定)にわたり、これまで弊社サービスにて社債をご購入いただいた投資家ユーザ様へのインタビュー記事を発信してまいります。

第5回目の今回は、大学教員でもあり研究心の盛んな30代の岩本さん(仮名)に、私募社債について調査・分析された内容やご購入された経緯、Siiibo証券を使われた感想をお伺いしました。

率直なお声をお伝えすることを重視し、メリット/デメリットどちらの意見もなるべくそのまま文字に起こすことを重視しました。

投資家ユーザ様について

お名前:
 
岩本さん(仮名)
年齢層:
 30代
職業、役職
 大学教員
所得
 500万円〜1,000万円
金融資産額
 1,000万円〜3,000万円
これまでの投資経験
 上場株式、投資信託、デリバティブ取引
Siiiboでのこれまでの投資額・社数
 50万円~299万円・3社未満

投資経験のなかった「個別社債」への興味

小村: この度は、インタビューをお引受けいただきありがとうございます。岩本さんは弊社でも社債を2種類ほどご購入いただいておりますが、まずは投資の目的や背景をお教えください。

岩本さん: 元々は株式を持っていたのですが、あまり時間もかけられなくなってきたので、今は積立でTOPIXや全世界のインデックス等の投資信託を主に買っています。そういうのを調べるのが趣味というか、好きで調査する中でSiiiboさんの記事を見て、面白そうだな、と思いました。ニュースアプリ等で出てきたと思います。インタビュー記事だった気がしますね。個別株は持ったことがあるものの債券は経験がなく、利回りが株式ほど期待できない等の理由から今まではやったことなかったんですけど、試しに登録してみたのが始まりですね。

小村: 知的好奇心からと言いますか、様々比較調査されていた中で知っていただいたのですね。
現在の金融資産の構成は大まかにどうなっておられますか?

岩本さん: 株式、国内と海外の分散している投資信託が半々くらいです。あとは預貯金:株式が1:2くらいの割合ですかね。私募社債については1割くらいと思っていましたが、今はややそれを超えています。

小村: ある程度積極的に投資をしつつ、国内・海外・株式・債券と分散もしっかり意識されているようですね。
情報収集の媒体等は主にどうされておりますか?

岩本さん: ニュースアプリで、項目として金融・マネー等で流れてくる記事を見たりですとか、定期的に読むの分野を変えていろんな分野を学ぶのが趣味で、最近は経済や資産運用に関するものが多くそれがきっかけとなりました。「私募」の仕組みについても知ってから色々読んだりしました。最近読んだ書籍で言えば、「入門 社債のすべて ※」ですね。すごく読みやすくて、全然この分野は知見が無かったんですが、分かりやすかったですね。

小村: クレジットアナリスト土屋さんの書籍ですね!私も社債投資の入門書等ご質問いただいた際にはお勧めさせていただいております。
実際に弊社にて口座開設にいたった経緯・要因は何でしたか?

岩本さん: 手続きするにあたって、無料であるというのとオンラインで完結するという点で書類提出等のハードルが低かった、という点があります。そういう意味では登録自体は手軽に行った感覚でした。
とはいえ個人情報は登録しなければならないので、ネット上では御社等について色々事前に調べましたけど、それを踏まえて大丈夫そうだなと判断しました。

小村: 無料とはいえ個人情報の登録には慎重であるのは勿論のこと、書面での書類提出等があるとより手間に感じるということですね。

書類提出


小村: その他、口座開設前に知りたかった情報などございますか?

岩本さん: 口座登録する前にこういうところの債券がこういう利回りでこういう募集がありました、みたいな具体例があると登録しやすいと感じました。利回り水準が見えていると自分の達成したい利回りとの比較が行えますし。あとは一般的なリスクについてもう少し詳しく知りたいですね。私の中では株式と同じくらいのリスクなのかな、と考えていたので、概要は書かれてはいるんですけど実際にどういうことが起こるのか、具体例も交えてもう少し知りたいですね。

小村: なるほど、いただいた2つの観点は共によくご意見いただくところでもあり、検討させていただきます。

社債購入の決め手は「利回り」と「企業への興味」

小村: 希望条件入力機能についてはいかがでしたか?

岩本さん: 当初入力した際には企業数がそれほど多くなかったので、興味ある企業に入れました。これまでなかった仕組みなので面白いな、とは思いました。ただ、企業数が増えた時に大変だな、とも感じましたね。今は一社一社見ていくのもそんなに大変ではないですけど、今後は増えてきたら大きな枠で一括入力できると良いですね。

小村: 本機能については今後もご意見を取り入れつつ拡充させていく予定です!
実際に勧誘を受けて購入にいたった決め手は何でしたか?

岩本さん: 今のところまだ2種類の債券ですが、まずは利回りを見てですね。最初の案件は上場企業だから大丈夫かな、という観点がありました。2つ目の方は応援したいというのと利回りが一定高く設定されていたので魅力的だな、と考え申込みをしました。

小村: 同じ社債購入でも、やや考慮した点は違ったわけですね。
財務情報等はどのくらい見ましたか?

岩本さん: 一通り目を通しはしましたが、信用力を判断できるスキルは私にはなかなか無いので、すごく情報を載せていただいてはいるんですけど、活用できる段階には至っていないですね。上場 / 非上場、利回りというところを主軸に判断しました。

小村: なるほど、単に情報を充実させることも重要ですがある程度見方をガイド・サポートするような補完的機能も必要かもしれないですね。

購入


小村: 他社サービスとは何か比較されたりしましたか?

岩本さん: 私募社債のサービスは他にないとは思うんですけど、どうですかね。Siiiboさんの場合は証券会社として分別管理もされていて万一不備があった場合でも基金により1000万円まで補償を受けることができる、という点は他の証券会社さんと同じだな、という考えがありました。ソーシャルレンディングは不祥事もあって怖いな、っていうのがありましたけど、サービスによってはもう少し安全そうなものもありますよね。仕組みが違うと言いますか、リスクが小さい分、リターンが低いものも。正確には理解しておりませんが。

社債投資から、未知の企業を見つける

小村: 弊社をはじめ一種業者にて導入されている分別管理や投資者保護基金加入をサービス選定のポイントとして挙げられる投資家様は一定いらっしゃいますね。仰る通りソーシャルレンディングにも様々な業者様がいらっしゃるかと思います。
購入手続きについて気になるところなどございましたか?

岩本さん: 手続きは非常に簡単でした。振り込むところがある程度面倒だとは思いますけど、ネットバンクでできるんでハードルにはならず、手軽に申し込めたな、と思いました。メールにて問い合わせをさせていただきましたが、セキュリティや通知について細かい点は気にはなりました。

小村: お問い合わせいただけると、弊社としてもきちんとご対応させていただけるので大変助かります。
他に知りたかった情報や感想などございますか?

岩本さん: 1案件目の際には、載せられている情報をもとに自分で調べれば良かったので、特に追加でこれがほしい、というものは無かったですね。2案件目の際には追加の詳細情報も出してくれていたため、より安心感が湧きました。オンライン説明会については、最初投資する時は参加するかなと思いますが、3社目とか4社目になるともういいかな、と思いますね。他にも欲しい情報があれば自分で探しにいけますし。そういう意味では、慣れてきたら、教えてもらいたいことがあれば気軽に問い合わせできるような場があると良いですね。

小村: そうですね、オンライン説明会についてはご参加者が他の投資家様より有利とならないよう配慮し内容を構成しておりますので、ご認識はある程度正しいかと存じます。
弊社サービスご利用前後で何か変化はございましたか?

岩本さん: 希望条件入力をした企業は自分で調べたりしましたね。例えば、四国の企業が掲載されていたので見てみたりですとか、色々調べるきっかけになったのは良かったと思います。

小村: 単純に知らなかった企業を知るきっかけになることも弊社IRサービスの面白いところかと存じます。
今後のモニタリング、償還、新たな購入等のプロセスで気になることや知りたいことはございますか?

岩本さん: 以前も一度お問い合わせさせていただいたのですが、私募の対象者を選ぶプロセスについてより詳しく教えていただきたいです。私の場合は自分のなかで私募社債への年間投資額を決めるようにしているので、金額・自分の投資額の上限等が入力できたら良いな、とは思っていました。タイミングによるミスマッチを無くすという観点からも、プロセスの開示等ご検討いただけると良いと思いました。

マッチング

小村: 仰る通り、投資余力等はタイミング次第で大きく変わるものだと弊社も認識しておりますのでマッチングを円滑にする機能開発やお問い合わせ等へのサポートは継続してまいります。

分散投資の第三極として社債を活用

弊社のサービスを他の方にお勧めする場合どういうお話をするか、もしくはお勧めするのが難しい場合どういう理由があるのかお教えください。

岩本さん: そうですね、正直なところ、知り合いに資産運用相談の中ですぐご紹介するのは難しいと思います。個別社債のリスクは、私の理解では個別株式より少し低いくらいだと思うので、先ず最初はNISA等積立の投資信託等で分散されているものを紹介しますね。投資を始めるにあたり紹介する候補ではないですね。ただし、株式をやっている人とか積立を既にやっている方に、こういうのもありますよ、とはお勧めできると思います。

小村: たしかに、弊社の投資経験に関する口座開設基準を考慮しても、まずはご列挙いただいたような商品から始めていただき、リスク分散等の観点で再度ご検討いただければ幸いですね。
資産運用サービス全般を考えた際、例えばこういうところが解決できたらな、といったご意見はございますか?

岩本さん: 今の御社の私募社債は個社ごとの商品ですけれど、例えばETFのように個別企業ではなく分散投資している商品もあると良いですね、それであれば一つが債務不履行になっても他の利回りで吸収できる、みたいな。まあこれだとファンドと似たような商品になってしまいますが。個別の債券だと、全損にはならない可能性もありますが、大きく損失が出るリスクがあると思うので。

小村: 今は個社へ直接投資ができるという点を重視してはおりますが、仰る通り同じアセットクラス内での銘柄の分散も重要ですので、今後直接市場の良さを活かしつつ商品展開なども検討してまいります。
最後に、総括して何かご意見などございますか?

岩本さん: かなり話せた気もしますが、ウェブ上で全て完結できるのも良かったですし、リクエストがあったらメールを打ってお聞きできているので、それがだいたいSiiiboさんに対する意見の全てかな、って思います。
また、現段階ではSiiiboさんがある程度見定めてくれている、という印象もあります。発行企業の開示情報の審査等が甘くなってくるというのが、少なくとも今の段階ではないだろうな、というのがありますね。

まとめ (メリット/デメリット)

メリット

・手続きが無料かつオンラインで完結できる
・証券会社として投資家資産が分別管理されている
・投資者保護基金から1000万円まで補償を受けることが可能
・IRサービスを通じた、様々な企業との出会いがある

デメリット

・募集条件の具体例の充実度は発展途上である
・私募社債のリスクは比較検討がまだ難しい段階
・私募対象者の選定プロセスの全ては公開されていない

おわりに

以上、拙文で大変恐縮ですが、皆様からのご意見やご指摘を取り入れ、より良い記事にしてまいりたく存じます。
是非お気づきの点ございましたら、私のTwitterアカウント等までご連絡いただけますと幸いです。

※ 土屋 剛俊(2017年03月)「入門 社債のすべて」ダイヤモンド社

↓ 第4回投資家インタビュー



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第一種金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第3230号
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※Siiibo証券のサービスで取り扱う少人数私募社債は元本及び利金が保証されているものではありません。事業者の財務、経営悪化等により、一部又は全部の損失が生じる可能性があります。詳細は、契約締結前交付書面等の内容をご確認ください。

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