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【経営】問題の洗い出しが始めの一歩。

お疲れ様です!

今日は『問題の洗い出しが始めの一歩』をテーマとさせていただきます。

■初めの一歩

コンサルなり相談役なりさせていただいておりますが、

契約前後では問題の洗い出しを何よりも重視します。

今は受け付けていないですが、
経営計画や事業計画の策定支援、
経営合宿運営支援などをスポットで仕事を受けていたときにも、

まず初めは問題の洗い出しから行います。

社長によっては、
「うちはどうしたらいいですか?」
とだけ聞いてくる方もいます。

その時は確認するのは決まって、
「社長はどうしたいんですか?」
です。

多くの場合、
筋道とリソースをしっかりかけられるのであれば、
問題は解決できると考えております。

もちろん法律違反や現実的でないことは例外です。

トヨタの年商を超えたいとか、
冗談でおっしゃる人はいるかもしれませんが、
真剣に悩むほどの問題と捉えている方はいません。
社長が本当に悩んでいること、
問題はもっと現実的なことが多いです。

そもそも『問題』ってどういう意味でしょうか?

言われてみると意外とちゃんと考えたことないって人もいるかもしれません。

問題とは理想と現実のギャップです。

あなたの理想はなんですか?
その理想と現実で乖離が起きているものは何ですか?

というのを洗い出してみることです。

例えば年商10億が目標なのに8億しか達成できてないとか、
利益率10%が目標なのに7%しかいかないとか、
このような経営数字に関するものでも良いですし、

従業員同士が仲が良くお互いに助け合う組織にしたいのに、
残業している人がいるのに定時で帰る人がいるとか。

もっと綺麗でおしゃれなオフィスにしたいのに、
ボロい雑居ビルのままだ、とか。

なんでもいいです。

自分の役員報酬は月100万は欲しいのに、
50万円しか取れてないとか、

新車のベンツやポルシェを社用車にしたいのに、
10年落ちの中古の車に乗っているとか、

個人的な問題も是非入れてみてください。

それこそ変にフレームワークとか意識せず、
今不満に思っていること、
もっとこうしたいのにって思っていることを書き出してみてください。

書き出す時には、

①問題
②理想
③現実

の3つは書くようにしてください。

書き出す時にはまず1人でやってみてください。

上手くいってない会社で従業員を巻き込んで問題に洗い出しをしても上手くいきません。

従業員さんは従業員さんでもちろん不満を持っていますが、
みんながそれぞれ不満を言い出したら喧嘩になります。

もう少しの間我慢いただきましょう。

多くの場合、
会社が良い方向に進み始めたら、
従業員さんの多くの不満も解消していきます。

まずは社長自ら一人で問題を洗い出してみてください。

あとは、
問題の大小や優先順位、量なども一旦制限せず、
ばーーーーーっと書き出してみてください。

とりあえず脳内にあるものを全部吐き出すくらいの感じで書き出してみてください。

これが理想に近づくための始めの一歩になります。



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