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男は黙って島に行け(沖縄、鹿児島与論町)

こんなタイトルだが、島旅は女性にもおすすめ。

前回は、静岡県で人気アニメの聖地巡礼をした。

このときはまだ全都道府県を踏破しようとは考えていなかった。

ただ、知らない世界を見に行きたい。

この気持ちだけが私を突き動かした。

そんな中、『死ぬまでに見たい日本の絶景』という本を読んだ。

そこには、日本の様々な風景が載っていて、目を奪われた。

そのなかでひときわ印象に残ったのが、今回旅した

与論島(よろんじま)

だった。

その理由が、

↑コレ

宙に浮かぶ舟。

「これが日本なのか…?」

偶然にも友人が与論に行きたがっており、即決。

男3人での旅が始まった。

[目次]
・福島 to 与論
・幻の砂浜
・島のアクティビティ
・ドルヲタ、聖地へ
・おまけの東京
・総括

・福島 to 与論

2017年9月21日、まずは高速バスで東京へ。

羽田空港から那覇空港までフライト。

本州はちょっと肌寒いかな?くらいで空港から外に出た瞬間、

「沖縄蒸し暑っつっ!!」

せっかくだから那覇での夜も楽しもうと、

豪遊した。(宿泊先は漫画喫茶)

この夜に、おそらくこの旅で1番お金使った。

居酒屋2軒で特産品を食べまくり、〆はステーキと来たらそりゃあ、ね。

でも沖縄は〆にラーメンではなくてステーキなんて、健康志向だな()

翌日、本島からフェリーに乗ることおよそ5時間。

ついに与論島に上陸。

海が青い。深い青。

トビウオがたくさん跳ねていた。

だんだんと陸に近づいていくと、

青すぎる。(2回目)

島の皆さんが迎え入れてくれた。

予約していた民宿のおじさんのバスで民宿まで移動。

南風荘さんにお世話になった。本当に暖かいオーナーだった。

・幻の砂浜

荷物を置いたら、さっそく1番行きたかった「宙に浮かぶ舟」の見られる場所へ。

加工を一切せずともこの色。

鳥肌モノだった。

遠浅なビーチがずっとつづいていると、このように鮮やかな色になるようだ。

これは条件が揃えば海底に影が写って、舟が浮いてるように見えるだろう。

ここに住む人々はこれが普通の海とは、贅沢すぎる。

そして、ここからボートを使って限られた季節、時間帯でしか出現しない幻の砂浜、「百合ヶ浜」へ。

海岸から1キロ弱ほどなので泳いで行けなくはなさそうだが、私は無理だと思う。

ヤバい(語彙力)

神。

お姉さん、撮影ありがとう。

砂浜はみるみるうちに海に飲み込まれていき、調子に乗って座って撮影していたらリュックの海水お浸しができあがってしまった。

はしゃぎにはしゃいで疲れ果て、地元の居酒屋で晩餐。

与論島は奄美群島の一部だが、沖縄のような食べ物が多かった。

地魚に地酒。思い出しただけでよだれが出る。(写真を撮れ)

・島のアクティビティ

3日目はシュノーケリングと釣りをした。

魚がめちゃくちゃ近い。(写真はない)

保護されているので人間を怖がらないそうだ。

ただ、私はシュノーケリングが苦手だった。

鼻で息をしてしまってゴーグルに水が入り、焦って水を飲む。

これを繰り返して干からびるところだった。

普通に水泳のゴーグルで潜りたいと思った。

浜辺のお店でチャンポンと訳の分からない大きさのヤコウガイを食べた。(写真なくてゴメンナサイ)

栄養を補給して、午後からは釣り。

地元の釣具屋さんに行って、釣りセットをレンタル。

老夫婦同士の方言での会話は全く聞き取れず、何が釣れますかと聞くと、

「グルクンガツレルヨ」

と片言の日本語。

グルクンってなんぞや。

とりあえず堤防へ。

なにこれ。

海の下丸見え。撒き餌したらめっちゃ魚寄ってきたし。

とんでもないサイズのやつ見えるし。

借りたラインとか仕掛けじゃ食いちぎられるわ。

しかし魚が慣れているからか難しく、見えるわりになかなか釣れない。

そんな中、友人の釣り職人がついに釣り上げた。

顔の方に目が行くわ。

加工しといて言うのもなんだが、お面が妙にリアルなとこがまた腹立つ。

しかし似合う。

いやそこじゃない。見るのは魚。

これがグルクン。

海だけでなく魚も青いとは。

こいつが合計3匹釣れた。

しかもこれ持って帰ったら民宿のおばちゃんが調理してくれたのだが、見た目に反して淡白ながら身がしっかりつまっており、うま味もあって本当に美味しかった。

グルクン、必食。

食事に関しては豪遊に次ぐ豪遊。今宵も島の居酒屋で好きなだけ食べ飲みワッハッハ。

夢のような時間を過ごした。

・ドルヲタ、聖地へ

4日目。島での最終日。

行ってないところに行ってから帰ろうということで…

与論島のリゾート、「プリシアリゾート」にやってきた。

私は詳しくないのだが、ここはなんちゃら48(どれか忘れた)の「僕らのユリイカ」という曲のPVロケ地になった場所のようだ。

好きな友人は興奮して音楽流しながら撮影していた。

怖…いや、よかったね。

コテージのような場所を歩き回ったり、南国っぽいアイスを食べたりして、リゾートを満喫。

昼頃フェリーに乗り、島を出発。

さようなら、与論島。自然も人もとびきりの場所だった。

夕焼けがやけに物寂しい。

那覇についたらすぐに飛行機で東京へ。

人ってあっという間に移動できるんだな。

・おまけの東京

5日目はバスの時間まで、東京観光した。

まず築地に行き朝ごはんに海鮮丼とテリー伊藤氏の実家の玉子焼きを食べた。
玉子焼きは甘めの味付けだった。

新宿に戻り原宿駅まで歩いてみたが、東京は歩いてる間も全く退屈しない。

原宿はかの有名な歌の通りいやほい。
ちょっと住む世界、人種が違うなと感じた。

そこで、明治神宮に逃走。

しかし本殿が改修工事の真っ只中で、上の写真はお守りにピントを合わせてごまかしている。

島とのギャップに困惑しながらも、最後まで楽しめた。

・総括

私がこの旅で感じたことは、「島はいいぞ」ということだ。

別に理由なしで言っているわけではない。

島は面積が狭く、できることが限られる。

だからこそ、「何をするか」考えることができる。

できることが多すぎる今の時代、あえて選択肢を狭めることも必要なのかもしれないと学んだ。

私自身、何をすればいいか迷ってしまうことが多かったため、自分と向き合う時間が取れたことが本当に大きかったと感じている。

ですから、自分が何をすべきか悩んでいる人にこそ、島をおすすめしたい。

非日常に身を置くことで、見えなかった自分が見えてくるかもしれない。

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