生きた言霊

3月26日 僕は一つ大きな挑戦を終えました。
大阪阿倍野ROCKTOWN「IN THE FELLOW」
タイトルの通り 仲間で 
ここには色んな想いが込められていました。
一年前のこのぐらいでしょうか。
バンドを結成しようと今のメンバーを誘いました
あの時僕は言いました。150人、人が入らなきゃ解散していいと。俺は必ず埋める自信がある。
そう伝えて1年間活動してきました。
本当はもっとSNSのフォロワーも多くなってるはずだったし全てが思い通りにいくとそう思っていました。でも現実はそんなに甘くなかった。
思うように伸び悩んだ事、音楽の方向性、時間の使い方、本当に苦労しました。
ただその中で嬉しい事もありました。
多くの人に出会い多くの人に応援されていくようにもなりました。
僕は別に飛んだ才能があるわけでもなければ、
とびきりなにか武器があるわけではないです。
ただ平凡な人間も本当の才を生み出すことはできます。それは生きた言葉です。
「最大の敵は自分の中の自分だ」
これは僕の中での自分のマインドをよくするおまじないみたいな言葉です。
世の中には何万人と音楽をやっている人間がいる。その中で自分の歌はこうだとかこの歌がかっこいいんだなんて思って書いて歌ったって皆んな同じ事をしてる。その中で生き残ってくために必要なもの。勝ち残るために必要なもの。
それは最も手強い相手である自分自身だと仮定しています。一度しかない人生の中で有無を判断するのは最終的には自分です。自分の意思と素直に向き合い、それを倒せた時にまた次の挑戦が見えてくるのだと思います。そう言い聞かせて一年活動してきました。本当に楽しかったです。
しかし、僕自身心に穴が空いてしまいました。
楽しかった。余韻ももっと欲しかった。
けれどもそれが終わると同時に、寂しさと現実。
次なる目標と想い。膨れ上がる感情は前へ進もうとするのに、どうしてももう一人の心の中の自分が何か不安を煽るようなそんな気持ちにさせてきます。今僕はまた見えない自分と戦おうとしてるんです。まだ見ぬ世界への一歩を出す勇気。1-1をクリアしたら、1-2の攻略をまた始める。
1-1と同じ死に方はできない。1-2では違った変化をしなければならない。常にプレッシャーとプライドと向き合って今も尚、気持ちの整理は追いついていません。今はただ模索してる。
これから先の音楽がまた僕を導いてくれると信じて僕は今後も活動していきます。
でも本当に気づいた事もありました。
俺は誰かを救うための音楽は相手を思いやった言葉を使い、それは俗にゆうファイトソングそう言ったものだと勘違いしていました。
けれどもあの時ステージから見た人の顔は。
曲、曲によって人それぞれ違った変化がありました。誰かの悲しい心に寄り添った失恋ソング。
誰かの嬉しい気持ちに寄り添ったラブソング。
誰かが生きる事を強く願うファイトソング。
またこの曲の中でまた分裂していく音楽の深みに僕自身感動しました。
きっと求められたのは、今の私、僕に寄り添って欲しい歌じゃなくて、僕が書いたその歌がたったそのワンフレーズがあなたの何かに寄り添ってくれるから。だから僕は僕のやりたい音楽をやる事が何より大切で、そうする事がまたあなたを笑顔にするんだなと思いました。
憧れる事はもちろん大事だったりするけど、
僕は今日から僕に対して憧れをもって憧れた僕を超えるようなそんな人生にしたいと思っています。
生きた言霊 あなたを殺さない。大切な言葉。
これからもそんなリアルな気持ちを伝えていきたいなと思います。
この日を迎えるにあたって辛かった事、苦しかった事、嬉しかった事、楽しかった事、もちろん沢山あったと思います。そんなリアルな感情をもっとあなたが見せれるような場所をあなたが帰りたいと思うホームを僕は作り上げていきたい。
弱い時は弱くいたっていい。辛い時に辛いと言え。嬉しい時は笑え。楽しい時はもっと楽しめ。
あなたが何も考えずして生きる意味を自然に感じられた時僕はきっと夢の武道館に立っている。
そう思ってこれからも歌っていきます。
本当にありがとう。目標達成ありがとう。
あと2.3年。もう少し待って欲しい。 
あなたとだからまた見たい夢がある。
そしてまだ出会ってないそこのあなたに僕は出会いたい。愛してくれてありがとう。愛させてくれてありがとう。 俺をヒーローにしてくれてありがとう。



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