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【10分でわかる】本当のサステナブルは”うんこ”を回すことにある理由【カオスなSDGs PART3】

▼YouTubeでも公開中▼

◆『カオスなSDGs』酒井敏


◇紹介書籍

こんばんは、和希です。
それでは本日もさっそく投稿の内容に入っていきましょう。
今週紹介していく書籍はコチラになります。

2023年4月22日に集英社さんから発行されました、
酒井敏先生の『カオスなSDGs』になります。
ラストのテーマはなんと”うんこ”です。

◇紹介書籍概要

また、本書の概要につきましては、
いつもと同じように、下記に載せておきますので、
もし本書について気になった方は、ぜひ下記をご覧ください。

タイトル 『カオスなSDGs グルッと回せばうんこ色』
著者 酒井敏
価格 968円税込
発行日 2023年4月22日 第1刷発行
発行者 樋口尚也
発行所 株式会社集英社
装幀 原研哉
印刷所 大日本印刷株式会社 凸版印刷株式会社
製本所 加藤製本株式会社

『カオスなSDGs』奥付及び裏表紙から引用

◇本書を選んだ理由

そして、今週の投稿に本書を選んだ理由、そちらにつきましては、
パート1の投稿で詳しく紹介しておりますので、
もし本書を選んだ理由、そちらが気になる方がいましたら、
その方はぜひパート1の投稿をご覧いただければと思います。

◇この投稿の内容

そして、今回のこのパート3の投稿で紹介していく内容というのが、
本書『カオスなSDG』の終章の、
「うんこ色のSDGs」の中で語られているある内容、

世の中の”うんこ”を循環させることが、
本当の意味でのサステナブル(持続可能性)である理由

について紹介していきます。

月曜日にはYouTube上で、火曜日にはnote上で紹介をした、
パート1の投稿では、プラごみを埋め立て処理している欧米諸国より、
焼却処理をしている日本の方がよっぽどサステナブルな理由を解説しまして、

水曜日にはYouTube上で、木曜日にはnote上で紹介をした、
パート2の投稿では、二酸化炭素の排出量を減らしたとしても、
地球温暖化がストップするかどうかは誰にもわからない理由を解説しました。

どちらの投稿も内容的にはプラごみと二酸化炭素なんで、
環境問題としてはかなりしっかりした内容を扱ってきたかと思いますが、
その最後を飾るパート3の投稿のテーマというのが、

なんと”うんこ”です。

小学生男子がこの投稿を見たら泣いて喜びそうですね。

とまぁ冗談はさておいてですが、
パート1・2があれだけしっかりした内容を扱っていたのにも関わらず、
最後のパート3の投稿で、この”うんこ”を扱おうものならば、
読者の方からは「クソ動画だな(うんこだけに)」と思われてしまいそうですが、

安心してください。今回紹介する”うんこ”の話、地味に面白いです。

では、なぜそう思ったのかと言いますと、
それは今回取り上げる終章「うんこ色のSDGs」の中で、
こんな一節を目にしたからです。それがこちら。

 私たちが呼吸や産業活動によって排出する二酸化炭素も、いわば「うんこ」のようなものでしょう。でも、それは植物にとっての「ご馳走」です。そして植物が「うんこ」のように排出する酸素は、私たちになくてはならない「ご馳走」になる。うんこがご馳走になり、ご馳走がうんこになるという循環によって、地球上の生命はサステナブルなものになっているわけです。

『カオスなSDGs』P.195から引用

この「植物が『うんこ』のように排出する酸素は、
私たちになくてはならない『ご馳走』になる」という一文には、
なかなか感銘を受けましたね。

そうなんです、私たちは植物の“うんこ”を吸って生きているんです。

”うんこ”を吸って生きているんです。

大事なことなので2回言わせていただきましたが、
とはいえ、一見アホらしく思えるこの「うんこを循環させる」という考え方は、
SDGsが目指すところの持続可能でよりよい社会を実現するためには、

絶対に必要不可欠な考え方だと思います。

それこそ、パート1で解説した欧米諸国のプラごみの埋め立ては、
“プラごみ“という“うんこ”を循環させる方法としては、この上ない悪手です。
だって土に埋まったプラスチックはそのまま残り続けますからね。

だからこそ、この「うんこを循環させる」という考え方は、
誰もが一見忌引きしがちな考え方かもしれませんが、
実はこの考え方が、持続可能性を考える上で、
一番大事なのかもしれないと私は感じています。

だからこそ、この【カオスなSDGs】シリーズの最後の投稿では、
本書『カオスなSDGs』の終章、
「うんこ色のSDGs」の内容を参照して紹介していきます。

ぜひ最後は一緒に“うんこ”とキチンと向き合ってみるのはどうでしょう?

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