インターネット広告オタクになる男〜一番良い戦略とは〜

どうも。佐藤です

今日は戦略についてお話をしていきたいと思います。僕は日々、インターネット広告に触れているので競合の広告を見たり自社の広告の改善をすることが多いのですが、そんなときにふと考えます。一人の顧客を奪うのに複数社が札束で殴り合いをしている、そしてLPOなど改善を行うのにも札束を追加してさらに金の力で勝負をする。

確かにクリエイティブの重要性やユーザー視点に立ったときにどうするべきか見たいな戦略は重要だが、結果として多くの企業は広告戦略で多くのお金を失っている。まあその分ROASが高ければしっかりと利益は残り売り上げも伸びるのだが、日本経済は顧客を奪うためにダイレクトマーケティングで泥沼の争いをしているように感じてしまう。

そんな状況で自分が考えているのはレッドオーシャンの横にあるブルーオーシャンの市場を取りに行く、もしくは新しい市場を小さくても良いので作っていく。そんな戦略設計ができたら楽しいのではないかと考える。

すごくニッチな業界の話を実例として出したい。不動産の任意売却において住宅ローンの返済に困っていて今すぐに競売になる前の物件を売却したい人が住宅ローン やばい などで検索をして出てくるのは大手企業だったり広告に毎月かなりの金額を投げている企業である。どこの会社も謳い文句は同じで、二つのパターンがある。一つはどこよりも高く弊社が買い取りますという文句。もう一つはたくさんの不動産会社に一括で査定を出せますという仲介的な立場の文句。この二つのパターンでLPの構造やデザインが違うだけでどこも同じような広告があり、年間でかなりの金額が広告費に投下されている。

そんなときに自分は思った。顧客が本当に求めているのは競売になってしまうのを阻止するためにどのような手続きをしてどうしたら生活が再建できるかのアドバイスである。しかしどこの企業も、まるで顧客を餌として見ていて釣りをしているような戦略設計である。法律的な視点と不動産の視点の両軸でコンサルティングをしてその選択肢の一つとして任意売却がありますというところは少ないのである。

このようにレッドオーシャンの隣にブルーオーシャンが隠れていることはある。今回はニッチな任意売却という市場でのお話だが、これからを考えたときにもっといろんな業界で新しい戦略を組んでいくことは可能だと信じている。

これから修行をしながらいろんな業界でインターネット広告の力を活用しながらも、それだけに依存しすぎないコンサルができるように力を蓄えていきたい。

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