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19.「自分の為に頑張ったことが、回り回って人の為になる」と感じた

1.怪我している選手達からの相談

 僕の経歴はもう皆さんご存知かと思いますが、度重なる怪我(大学3年間で5度の手術)から復活した選手として認知してもらっています。
 
 現役を引退した今でも怪我した選手達、空手がしたくても怪我で練習ができない選手達からDM(メッセージ)が沢山来ます。嬉しいことですよね!
どのようにして復活したのか?
怪我した時のモチベーションの保ち方は?
リハビリ期間中どのように過ごしていた?
不安や焦りにどう対応していたか?
等、沢山のメッセージや質問を頂きます。(以下の写真は一部です)
 こういった質問やメッセージには全て丁寧に返信しています。少しでも僕の言葉やアドバイスが力になってくれたら嬉しいですし、きっとメッセージをくれる彼らにとって僕の存在がどういうものなのかを自分自身理解しているので。

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 ここで僕自身、気づいたことがあります。

2.自分の為に頑張れない人は、人の為に頑張れない

 メッセージをくれる選手達が言ってくれる言葉の中に「僕も怪我をしている時に杉本選手の怪我からの復活を見て希望が持てました」「入院中に杉本選手のnoteに勇気付けられていた」「同じ大怪我をして復活されたことに勇気をもらった」など、勇気と希望を貰っていたという言葉を言ってくれます。 

 僕自身、当時は自分のことで精一杯でしたし、自分の為に頑張っていました。誰かの為に頑張ろう、誰かの希望になろうなんて考える余裕がありませんでした。
 しかし、現役を退いた今でも沢山の若い選手達(高校生、大学生)からメッセージが来る今、想うことがあります。

 それは、「自分の為に頑張ることが、回り回って人の為になっている」ということです。自分の為に頑張って結果を出したからこそ、その復活劇が同じ状況で苦しんでいる選手達、諦めそうな選手達の心に響いたのだと思います。

 今思うと当たり前ですよね、自分の為に今頑張れない人が、人の為に頑張れないのかなと。

 僕は勇気を出してメッセージをくれた子達には全て返信しています。
 なぜなら彼らがどんな気持ちなのか理解できるからです。そして、そんな子達を応援していますし、一緒にがんばっていきたいですよね!

 これからも、彼らの中の希望であり続けられるように、自分の為に頑張って、人の為にも頑張ります! 
 

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