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巡季:詩

過ぎ去った冬の寒さが、春の夜に顔を出す。

生温い風に絡まった寒さは、怠さを感じる。

桜花は散り、ひとひらの花びらたちが水面に流れ、織りなす川の模様は、次の世代への架け橋となる。

もう新緑が芽吹いた。

また一つ季節は巡り、未来を示唆した、遠い鐘の音が聞こえる。




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