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小島仁さんと森本繁生さんの「TOC実践マスターコース」

●例えるならTOCはビジネス合気道😊

TOCが大好きな人たちにとっては最高のコラボなはず^^
5/25.26の第30回びわこTOCはうどん県より小島マネジメント・小島仁さんが来滋され、たくらみ屋ボス・森本繁生さんとの初コラボ「TOC実践マスターコース」でした。

小島さんと森本さん
お二人ともソフトパワー研究所TOCシニアインストラクターかつ、思考プロセスジョナ登録TOC-ICO認定を保有されています。

清水信博先生が開発されたダイスゲームと西順一郎先生が開発されたMQ会計を熟知し、そしてTOCのOSにあたるゴールドラット博士の思考プロセスのスペシャリスト、たくさんの現場実績を持ってられます。

お二人は12年前に8日間の思考プロセスジョナ登録の認定講座で出会い、ハードなプログラムの後に毎夜語り合っていたというご縁から始まったとのこと。

参加者は私含め7名、うち4名がTOCインストラクター、3名も現場実践者という、とても濃度の濃い学びの機会でした。

●ここに来た7つの理由は?



研修の定番・お昼のスピーチ「どこの誰・なぜ来たか」が今回は一番最初にあり、それぞれ付箋に書き出し「ここに来た7つの理由」の発表。


理由、1〜3ケならすぐ出ますが、7つになると、掘り下げはかなり深まります。

講座は各自(各社)の課題や叶えたい事に応じて編成されるのでとても贅沢です。

小島さんも人生グラフで順風満帆ではないこれまでを開示して下さったのは、私たちへのエールしかない🤗



「HAVEよりBEだよ!」「いまあるものに気づいていますか?」小島さんも森本さんも講座中、何度も何度も伝えてくれました。

●「実践を阻害する要因=内なるボトルネック」に徹底対処


講義ノートをほんの一部ご紹介します^^
 
TOCは外科手術という言葉もあるくらい即効性があって、劇的効果が出たにも関わらず半分くらいの会社は形状記憶合金のように元に戻る。

ノウハウで対応できる技術的課題は氷山の一角・表層的なもので、
無意識領域・適応課題に着手するためには思考プロセスが必要。


複雑の定義:一般の人はデーターが多いことといい、科学者は自由度が高いことを言う。

なぜやるか・周辺の社員さんたちにご協力頂けるForce Question(フォース・クエスチョン):問いの力

稼働率を計ること、向上させる事に意味はあるか?
バッファ(緩衝材)は何のため?何から何を守るもの?
バッファとはそもそも何を示す?

感情から思考に繋げる暗黙知を引き出す問い
ベテランさんと新人さんの教え合いが起きる問い・・・

●例えるならTOCはビジネス合気道



全身に力を入れて立っても、普通の人は少しの衝撃ですぐに倒れるけど、合気道では臍下(せいか)の一点に集中すると倒れない。

また、相手を押し倒そうとしてもすぐに崩れるけど、相手よりもっと先の壁に消防ホースから放水する気持ちで腕から力を流すと簡単には倒れない。

(このあたりは実際やってみると、とても腹落ちしやすいです)

目の前の現象、一つ一つに対処するのではなく、ボトルネック(根本問題)に集中することや、相手や周囲にwin-win-winから好循環を起こす実践を目指すこと。

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自分たちの課題と在りたい方向
現状と未来のギャップを「UDE(好ましくない出来事)」として付箋に一枚づつ書き出しながら繋げていくのは大層苦しい時間です。

深海を潜るように、頭が痛くなったり、息苦しくなったりもしながら、考える道具(思考プロセス)を酸素ボンベのように携え、仲間たちとバディを組んで励まし、問いかけながら根本問題を探求するのはその先に自分たちの本当の希少価値があると心から信じているからでしょう。

2日間の最後はみんな本当にとっても良い笑顔でした^^


小島仁さん・森本繁生さん2人の最上級インストラクターによる「TOC実践マスターコース」は仲間たちと鍛えあう、修練の場のように清々しい空気がありました。

きっとまた開催されると思いまし、オファーも受けられると思います。お二人のリンク、それぞれ貼りますね。

株式会社小島マネジメント 代表取締役 小島仁さん
株式会社たくらみ屋 代表取締役 森本繁生さん

ご一緒しました皆様、2日間、本当にありがとうございました^^


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