裏ドングリにはミュウが住んでいる話

あろー!この記事は「ドングリFMリスナーのAdvent Calendar2020」7日目の記事です。

7日目はかずかず @kazuka2u がお送りします。ドングリFM歴は約4年、コミュニティ裏ドングリ歴は約1年の私から、本日は「裏ドングリにはミュウが住んでいる」というタイトルでコミュニティ運営についてお話しします!

裏ドングリとは?
ドングリFMのリスナーたちが集う主にslackを中心としたコミュニティ。パーソナリティであるnarumiさんとなつめぐさんもいらっしゃいます。
ミュウとは?
20年を超えて世界中で愛される「ポケモン」に出てくる伝説のポケモン。通常ルートだと出てこないため、発売当時はバグを利用した裏技が出回るなどした。とにかく珍しい (あとかわいい) 存在。

私が裏ドングリ (以下裏ドンとします) に入って驚いたのが、コミュニティの活発さと、誰もが自由に発言する空気です。出会ったこともない人々が集まっているのに活発に会話が交わされている姿は、なんだか90年代のインターネット掲示板を彷彿とさせました。

この活発さについて、slackのデータも見てみましょう。数値軸を切り取っていますが、下記のグラフは、週毎における裏ドンメンバーのslackアクティブ率について触れたものです。
緑 : アクティブユーザー数
青 : 何か投稿をしたユーザー数
をそれぞれ示しており、アクティブユーザー率は概算70%、ポストしているユーザー率はざっくり30%程度です。Twitterの「月間」のアクティブユーザー率が70%であることを考えると、1ポッドキャストを媒介として出会っている人々のコミュニティとしては活発なのではないでしょうか?

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それでは裏ドンで、なぜこんなに活発な交流が行われているのか見てみましょう!

1. コミュニティとは?
2. 野生のミュウが生息していた件について
3.コミュニティ運営に必要な要素とは

1.コミュニティとは?

そもそも (地域) 共同体を意味する言葉です。裏ドンは、ドングリFMというポッドキャストのことが好きな人々が集まって わいわいがやがやする「共同体」だということになります。

ですが裏ドンは「オンライン」の共同体。
・どんな人がいるのかわからない
・どんなテンションなのかわからない
・前にいる人たちがたくさん話していて、飛び込みづらい
・とりあえず謎に包まれている
などなどといったハードルがあると思います。実際私は最近まで自己紹介のタイミングを逃していたほどでした。

それでありながら、多くの人が気軽に発言できるのは「ミュウ」の存在が大きかったなと思うのが、1ユーザーの意見です。

2. 野生のミュウが生息していた件について

ここでいうミュウは「コミュニティマネージャー」を指します。

なかなか聞き慣れない言葉かな思うのですが、あるコミュニティでメンバー同士のつながりを促進されたり、そのコミュニティの雰囲気づくりをしてくれたりする人のことを指します。

定義もあやふやで、日本だと専門にしている人がいないこのポジションを野生、つまり運営ではなく1メンバーでありながら、率先して動いておられるのが、ドングリFMにゲストとしても出演されたことのある @941 さんです! (だと私は思っています。)

そんな941さんのアドベントカレンダーの記事は1日目のこちら!

941さんにこの話をすると「にぎやかしているだけ」とおっしゃると思います。ですがそのにぎやかしこそが、今の裏ドンの根幹を作っているように思えてならないのです。

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slackでよく使われている絵文字たち。941さんスタンプは全部で4種類。しかも全てgif。全体的にポジティブな絵文字ばかりです。

slackという一部のIT系を除くと馴染みの薄いチャンネルを使っているからこそでてくる使い方のフォローを何気なく行ってくれていたり、今回もトップバッターを引き受けてくださって、チャンネルもちゃちゃっと準備してくれていたりします。何よりも裏ドン入会当初は雑談チャンネルへの投稿ハードルや絡むハードルを下げてくださっていたことが印象的!

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slackはチャットのように発言が流れてしまうため、すぐに目に入ると便利なURLをセットしてくださっている図。

3.コミュニティ運営に必要な要素とは

さて本題です!コミュニティの目的にもよりますが、裏ドンのようなエンタメ系のコミュニティについては2つの要素に集約されます。

①1ユーザーとしてカルチャーを体現すること
②困ったときにフォローアップする文化があること

です。

①1ユーザーとしてカルチャーを体現すること
今回は1メンバーである941さんにフィーチャーしたのですが、実際のところはもちろんみんなでわいわいやりとりをしています!そして賑やかしているひとりひとりがこのコミュニティを作っています

とはいえ、どんな感じでパーソナリティのお2人に絡んでいいのかなどなど悩ましいポイントも多く、発言そのものへのハードルが高いことも少なくありません。著名なブログもお持ちなことからパーソナリティのお2人にもかなり近い立場であるにもかかわらず、いち裏ドンメンバーである941さんがどんどん絡みにいってくださっているのはありがたいポイントの一つでした!
こういた心理ハードルをうまく下げていくことは活発なコミュニティ作成において重要だと言えるでしょう。

②困ったときにフォローアップする文化があること
さらにオンラインというある種特殊なフィールドでのやりとり。ツールそのものの使い方がわからない、IT用語がでてくる、などと行ったときに誰かが助け舟を出す (裏ドンではいろんな人が助けてくれます) カルチャーが醸成されているのも、いろんな人が気軽に覗けるポイントの1つです。

裏ドンメンバーには、リスナーのみなさんには馴染み深いササキザキサキさんや、「信頼のワンストップ・ソリューション」竹プロさんがいらっしゃいます。さらに最近ではメンバーのみなさんがポッドキャストをされることも増えており、本当にいろんなメンバーがいる場所です!

それではこの辺で、裏ドンメンバーといくと楽しそうなご飯屋さんでも探しに行こうかなと思います。

8日目の【ゆるらんくらぶ】そうしさん、よろしくお願いします!

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