本からの学びの共有〜Book Knowledge 1〜
おはようございます。こんにちは。こんばんは。
昨日から令和4年度がはじまりましたね
いつも間にか保健師9年目を迎えて、ついに保健所を脱しまして「衛生研究所」に異動となりました。今までは保健所保健師と名乗っておりましたが、これからは衛研保健師と名乗ることになりそうです(笑)
Book Knowledge(BK)を始める理由
さて、このたび『本からの学びの共有〜Book Knowledge〜』を始めてみます
この取組には3つの思いがあります
① 自分の読んできた本を紹介したい
② 紹介することで自分の思考を整理したい
③ 紹介することで保健師さんや対人援助職、公務員等の働く人を応援したい
忙しさに左右をされるとは思いますが、原則週1回(土曜日)に更新をしたいと思います。
本からの参照は四角枠内に綴り、本の記載と自分の考えを分けたいと思います
わしの本の読み方
わしはKindle Unlimitedでビジネス系の本で、保健師に関する専門書はリアル本で読んでいます。
そのココロはビジネス書は自分以外の保健師に渡しても読んでくれる方は少ないですが、保健師関係書は後輩保健師に渡したら読んでくれるからです
本当はビジネス書も読んでもらいたい気持ちはあるのですが、なかなかハードルが高いので、ビジネス書で得た知識を口頭で伝えるように心がけています
Kindleの良いところは音読をしてくれることで、通勤時間にiPhoneに読んでもらい、「この部分は良い」というところは栞を挟んでいます。
そして、基本的にすべての本の栞を挿したページを読み返して、参考になる部分や残しておきたい部分をマーカーして、マイノートをスクショしています
ここまで自分の使っているワザを共有したのは初めてです(笑)
音読のやり方についてはこちらを参考にしてくださいませ
BK(1) 「コンサル一年目が学ぶこと」
記念すべきBK(1)で取り上げる本は「コンサル一年目が学ぶこと」にしました
この本を取り上げたのは令和4年度がはじまり、多くの新採保健師さんのツイートを拝見し、少しでも力になりたいと思ったからです
わしがこの本を読んだのはたぶん6年目ぐらいだったと振り返りますが、6年目でもとても学びが多くて、マイノートが10枚になってしまいました
マイノート10枚というのは、80sentence以上が参考になったということです
この時点で読む価値ありますよね(笑)
購入してみようかなと思われた方はこちらからどうぞ。ちなみにKindle Unlimitedだったら現在無料になっていますよ〜
さて、ようやくですが「コンサル一年目が学ぶこと」でココロに残ったことと学びを共有して行きます
◯ 話すスキル
感覚的に把握している問題を実際に「数字」に落とし込み
「証拠」にすることで人を納得させる
一概には言えませんが、保健師という専門職は5感 そして第6感が優れているように思いますが、実際に「数字」に落とし込むことが得意な方は少ないように思います
そのため、「数字」に落とし込むというスキルを早くから身につけると、それだけで少し突出した存在(保健師)になれる気がするし、感覚的な意見は参考にしてもらえなくても、「数字」から見える事実は参考にしてもらえます
わかりにくいかもしれませんが、例えば
感覚派)「我がまちには、精神疾患で入院されている方が多く、それも入院が長期にわたっていると思われます」
数字派)「我がまちには、精神疾患で入院されている方が〇〇名おり、長期入院(1年以上)の方は□□名です。この数字は『ReMHRAD』から収集しました」
『ReMHRAD』とは、地域精神保健福祉資源分析データベースの略で
社会資源や在・退院者の状況等が把握できるシステム
このサイトを見たことがない方はぜひ1回見てみてください
◯ ビジネスの本質
公務員という仕事をしていると忘れてしまいがちな「ビジネスの本質」についてもこの本で触れられています
ビジネスというのは、突き詰めると
「相手の期待を常に超え続けていくことにほかならない」
「相手」という言葉で表現されていますが、わたしたちの「相手」は誰にあたるでしょうか?
わしは「相手」というのは、エンドユーザーである「住民」とそれまでに関わる「ステークホルダー」だと考えています
これが正解だとは思っていませんが、これまで培ってきた保健活動のなかで考えている「相手」です。これは将来変わるかもしれないなぁと思っています
少し話は変わりますが、「相手の期待を常に超え続ける」ためには、適切なPDCAサイクルを回す必要があると考えています
PDCAサイクルを適切に回していくのって難しいですよね。またどこかのタイミングでPDCAに関する本の学びを共有しますね
なにかの参考になればと思い。過去に考えていた適切なPDCAサイクルデザインを貼っておきます
◯ 「情報量」ではなく、「思考量」
ビジネス能力を向上させるのは「情報量」ではなく「考えること」
どれだけ考えたかが、ビジネス能力を向上させるのであって
情報量そのものが能力を向上させることはありません
これはとても本質だなぁと思うと同時に非常に耳が痛いですよね〜
本やテレビ、インターネット(SNS含む)から情報を得て安心をしてしまいますが、情報に接するときには自分の意見を持って接することが大切です(と言われています)
「自分の考えをもつ」ことは「正解を知っている」こととは違います
考えは間違っていてもいいのです。そもそも間違っていることに気付いたり
他人と考えが違ったりすることを認識するために考えを持つのですから
正解を覚える必要はありません
常に自分の考えをもって情報に接して、どんどん考えを深めていってください
情報に接することを増やすことも、考える量を増やすことも両方を心がけていきたいですよね
◯ プロフェショナル・ビジネスマインド
コミットメント力が高い人に共通しているポイント
① 仕事内容に納得していること ② コミットメントが高い組織にいること
自分の仕事内容に納得していることが理想ですが、職場環境や人間関係、仕事内容等々が自分とマッチせずに納得できない時間を過ごすタイミングがあるかもしれません(わしにもありました)
でもきっとその置かれた場所で自分が果たせる「なにか」がきっとあると思います
自分に何ができるのかと考えること、そして仕事以外の時間で充実した時間をもつことが大切です
この本にも書いてありましたが、職場におけるコミットメントの低い人の影響を避けたうえで、職場以外でもコミットメントが高い人になるべく近づき、影響を受けられる環境を作ることが大切だと思います
(こそっと告知ですが、コミットメントが高い人たちが集まる場があるらしいですよ。それはONE DOORというらしいですよ🤴笑)
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