ONE DOORが1歳になりました。
おはようございます。こんにちは。こんばんは。
川岡キングジュニアでございまする🤴
早いものでONE DOORを始めて1年が経ちまして、わたしも30歳の秋を迎えました🍁
30歳でなにかを始めなければと思い、通い始めた大学院
コロナ禍で保健師さんを少しでも元気づけたい、保健師さんの素晴らしさに自分自身がもっと気づきたいと思い、始めたONE DOOR
そのONE DOORが1歳になりました
個人的にはとても感慨深いです。
我が子が1歳になったようなものです。
本当の我が子は5ヶ月になりますが、下の歯が生えていたり、危ない薬を使ったのかと思うぐらいにキマったテンションではしゃいでいます。はい、幸せです。
今回はONE DOORが1歳になったので、1歳になるまでの歩みとこれからの展望を綴りたいと思います
ONE DOORを始めた思い
まだONE DOORに参加されたことがない方もお読みになっているかもしれませんので、まずONE DOORの紹介noteを先にお読みください
参加したことがあるよという方も振り返りがてら、川岡がこんな思いで始めたんだね〜的な感じで読んでいただけると喜びます
ここ最近、ミッションに「Engagement」を追加しました
その心はONE DOORを通じて、保健師という仕事ってやはり良い仕事だなと思っていただき、保健師として働くことに充実感を感じる人が増えたらいいなと思ったからです
わたしは保健師という仕事が好きです。ただそれだけです。
各回テーマと参加者はどんな感じ?
ONE DOORは偶数月(奇数回)はあらかじめテーマを決めて、奇数月(偶数回)はテーマを決めずに開催しています
奇数月は申込の段階で話し合いたいことを書いてもらい、話し合っているので、本当に参加者とともに創り上げている感じです
しかし、4回目頃からはテーマを設けていないと参加者が少なくなってきたということもあり、「〇〇研究会」というものを立ち上げました
(ちゃんとPDCAを回しているのですよ。こっそりと)
この研究会というのはテーマを決めて、色んな意見を交わそうというもので、可能な限り参加者や事務局から課題提起や資料を出してもらい、それについて話し合ってきました
この研究会では、多様な視点に基づく対話から今までとは少し違った展開(小さなイノベーション)が起こることを期待していたり、それぞれに新しい発見があることを期待しています
だからこそ、カラフルなシャボン(多様な意見)をフラスコの中に入れて、少しアカデミアな要素も入れたいと思い、大学生が卒業式の時に被る帽子をデザインしてみています
さて、少し前置きが長くなってしまいましたが、第1回(10月)から第12回(9月)まで話し合ってきたテーマや内容はこんな感じです
「あなたが考える理想の保健師とは?」
・リフレッシュ方法はどんなことしてる?
・保健師同士の学びや交流ってどうしてる?
・保健師を辞めたいと思ったことある?「我が自治体のイチオシ事業」
・仕事以外でやりたいこと
・1年目の頃どうだった?
・事業評価ってどんな視点でやってる?
・資料づくりのデザイン「異動と引き継ぎのあれこれ」
【デザイン研究会】 by なかちゃん
・仕事をより良く進めるためのマイルール
・モチベーションを上げる方法
・学生に伝えたい仕事内容とやりがい「新たな人間関係の築き方のコツ」
【大学院の学び研究会】 by Decoさん
・ケースワークについて
・行政で働くメリットとデメリット「地域づくりって実際どうしてる?」
【デザイン研究会】 by ペンギンさん
・イラだった時の対処法
・やりがいエピソード「関係機関連携のコツ」
【SDH研究会】 by Ellie
・自分ならではの強み・独自性
上記のように各回テーマがあるように、参加される方々の関心も様々なので、参加者数は結構パラパラと異なっています
人気があるなと感じているのは「大学院の学び研究会」と事務局を裏で牛耳っている女神ことEllieです(この前の12回のEllieに話を聞きたいという方が多すぎた 笑)
Decoさんの「大学院の学び(SPHの話)」もめちゃくちゃ良かったし、第12回の「SDH」の話もめちゃくちゃ良かったです
そしてなによりそれぞれの研究会のデスカッション(おじさん風)がとても盛り上がって、最高なんですよ
大学院の学び研究会は、想像以上に大学院に通っている保健師さんがたくさんいらっしゃるので、継続をしていきたいなと思います
すでに川岡的に唾をつけている保健師さんが2人います。むふふ。
ということで、それぞれの参加者(事務局含む)はこんな感じです
(本当は新規参加者の内訳を棒グラフ内訳黄色で示したかったけど、MacのExcelが使いこなせませんでした)
ONE DOORに関わっていただいた人数を公表します
・実申込人数 69名
・実参加者数 62名
・延参加者数 167名
・リピート参加率 54.8%(半数以上の方が2回以上参加!!)
延参加者の6割は行政保健師で約100名の参加で、行政保健師の他に看護学生、地域包括支援センターの保健師、産業保健師、開業保健師、大学教員、保健師を目指す看護師の参加があり、内訳は以下のグラフのとおりです
参加者の満足度と参加してみた声
先ほどもお伝えをしましたとおり、延参加者167名に毎回アンケートの記入をお願いさせていただいています
皆さんお忙しいので、回答率は高いとは言えない状況ではありますが、ありがたいことに回答者の満足度は100%!!継続参加意思100%!!をいただいております
無料のオンライン交流会を1年継続した結果、満足度も継続参加意思も100%はすごいんじゃないかなあと思っています
(アンケート回答バイアスがあるのは承知の助)
さてさて、皆さんお待ちかね?の参加者の声をまとめたものを紹介していきたいと思います。個人が特定されないように加工しておりますので、抜粋してアンケートを使わせていただきますね
1. エンパワメントされる
1番多かったのは「エンパワメントされる」でした。
ビジョンにあげていることが参加者の声としてあがってくることは本当に嬉しい限りです(誘導している感もあるかもしれませんが 笑)
具体的には以下のような声があります
色んな情報や意見を聞けて、チャレンジ精神に再び火がついた
ONE DOORがモチベーションUPの場所になっている
月1回職場外の保健師さんと交流でき、たくさんの刺激を得られて、また1ヶ月頑張ろうと思える
いつも悩んでいることを解決できて、エンパワメントされて、パワーアップできる
特に1年目の方のお話が聞けて感動した。頑張っているんだなと思うと、わたしも頑張らないといけないと思いました
本当に毎回刺激をもらったり、モチベーションがアップしたりと、わたしもONE DOORにエンパワメントしてもらっています
2. 他自治体・他分野との交流
業務中って本当に忙しくて、自組織内の保健師さんと話することが少なくなっている上、自組織外の保健師さんはもちろん、他自治体の保健師、もっては他分野の保健師さんとの交流って本当に貴重ですよね
具体的にはこんな声があります
同じ保健師でも活動の場が違うことで悩みに相違はあるものの、共通する部分も多く産業保健に活かせることがたくさんあった
全国の保健師さんと交流ができて、たくさんの学びがあった
保健師という同職種で自分の自治体とは異なるところにお勤めの方と話をする機会はなかなか持てないので、貴重な機会だと思った
色んなメンバーと出会えて、それぞれの悩みなどに共感し合える時間は職場に保健師がいないわたしにとっては貴重な時間だった
他自治体の保健師さんと交流できることで、自組織の長所や短所を考える機会になった
3.自分にはない視点への気づき
さまざまな地域、職位、担当業務を持つ保健師さんが集まることによって、その場で広がるダイアローグは本当にてえてえです(尊い)
わたしも色んな意見を聞かせてもらうことで、自分にない視点に気づけたり、視野が広がったり、時には視座があがったりしました
具体的にはこんな声があります
参加者ひとりひとりの考えや思いを聞くことで、自分にはない視点に気づいたり、自分も真似をしてみようと思うことがあった
皆さんの様々な教訓などを知ることができ、何もにも変え難いと思う
色んな保健師さんと交流ができて、自分の幅が広がるし、楽しい
色んな保健師さんのお話から新たな気づきを得たり、自分のアウトプットの練習にもなり、とても有意義な時間を過ごせた
自分の常識に当てはめて考えるのではなく、広い視野で物事を考えることって大事だなと皆さんとのディスカッションで学びました
自分に知らない世界がやっぱりあって、それに気づかされるから
4. 安心できる空間
事務局をする中で意識しているひとつに「心理的安全性」があります
「心理的安全性」を醸し出すためにやっていることとしては、まず自分が最大限楽しんで、ここが楽しい空間であることをノンバーバルに伝えること。そして、初参加でも複数参加でもほぼほぼ均一に話を振るように意識をしたり、参加者の様子を見ながら「この人はいま話をしたそう」というタイミングを見計らい、話してもらうこと。
さいごに「クスッ」という笑いをファシリテーションや相づちの中に入れることです
元々、お笑い芸人又は歌って踊れるラーメン屋さんを目指していた川岡としては一つの出会いに一つの笑顔がつくりたいと思っていて、その結果つまらない親父ギャグを言い、場を凍らせるということが多々発生しています(笑)
話が大きく逸れてしまいましたが、意識していることを感じてもらえていたのが嬉しいということですね、はい
それでは、具体的な声としては
会の始めにタイムスケジュールやテーマを示してくれたり、参加者それぞれに話を振ったりしてくれて、話がしやすかった
皆さんが自由にお話しできる雰囲気が素敵だなと思った
話を聞きながら、自分も話をしながらリラックスできた
アイスブレイク、グループミーティングがあって、参加しやすかった。普段Twitterで見ている方々の姿が見れて、新鮮な気持ちだった
全体もグループディスカッションにもファシリテーターがいたので進行がスムーズだった。おかげで満遍なくお話が聞けた
5.参加者とテーマが多様
ONE DOORは毎回テーマが違ったり、毎回参加される方が違ったりすることで、つくられるディスカッションが全然違ってきます
だからこそ、ONE DOORはおもしろんだと思っていて、その毎回違った雰囲気のなかでファシリテーションをするドキドキワクワク感がたまりません。はい、どえむなのかもしれません(笑)
さて、具体的な声としては
様々なバックグラウンドを持つ方考え方をお聞きして、吸収して成長していきたい
回によって参加される人もテーマも変わってくるので、引き続き参加をしていきたい
その時で集まる人が変わるからこそ、作り出される雰囲気がきっと楽しい場所なんだと思う
毎回テーマが違っていて、勉強になることばかりですごく楽しく、ぜひ興味のあるテーマの時は参加をしたい
6. 保健師として働くイメージの明確化
ONE DOORは学生さんの参加もありまして、実習では聞けない現場の保健師さんからあんなこと///やこんなこと///を聞くことができます
だからこそ「保健師」がどのように働いているのか、どのような気持ちで働いているのか、何を目指しているのかナドナド、学生さんにとっては保健師として働くイメージが明確になります
もっと多くの学生さんにONE DOORを通じて、アツめな現場の保健師に話を聞いてもらいたいと思っています
さて、それでは具体的な声は
実際に自分が保健師として働くなら、どのような保健師になりたいか、どのようなことを大切にしたいかを考える貴重な機会になりました
色んな話を聞くことができ、将来のキャリアビジョンについて検討することができた。保健師としてできることは無限大だなと思いました。ますます保健師になりたいと思いました
学生さん、1年目、2年目、・・・と皆さんの保健師歴が多様で、経験が増えていくにつれて悩みや考え方の変化を学ぶことができたので、とても有意義な時間だった。来年から働いていく中で出てくる悩みや考えを皆さんの話と照らし合わせて考えていきたい
業務外で参加する保健師さんだからこそ、ちょっと異端な?各分野の熱意溢れる保健師さんとの交流はとても刺激になりましたし、「保健師っていい仕事だな」を再認識できる時間でした
アンケートのお礼
皆さん、大変お忙しいなかでアンケートに回答いただき、本当にありがとうございました
ここに書ききれないほどの意見をいただき、本当に嬉しいです
そして、アンケートってあんまり記載項目って書いてもらえなかったりしますけど、ONE DOORのアンケートって本当に沢山の思いが綴られているんですよ
これからもアンケートへのご協力お願いしますね
このアンケートを参考に、ONE DOORを開けることを迷っている方はぜひDOORを開けてみてください
ONE DOORのこれから
とりあえず、わたしが飽きるまでONE DOORを細々と月1回継続するというのが当面の目標です
ONE DOORがTwitter村の「保健師」に携わる人たちの待ち合わせ場所や元気になる場所でありたいと思います
そして大学院が終えて36歳頃になって、保健師としてもう少し脂がのってきたら、もう一つの妄想があります
ONE DOORという名前になるかどうかはわかりませんが、「保健師」と「保健師以外」の方が交流するコミュニティをつくりたい
保健師のあらゆる視点が色んな企業や色んな職種に貢献できるだろうし、企業や職種の視点が保健師・保健活動の参考になり、新時代につながる気がします
だからこそ、SECOND DOORがあると良いなぁ
いつかつくりたいなあ
どうぞ、ONE DOORを引き続きご贔屓によろしくお願いします🤴
皆さんもONE DOOR1歳を一緒にお祝いしましょう🎂
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