浅草 _ スナップ _ (240707)


最近、カメラのことはすっかり忘れていた。

いろいろ忙しいうえに、作曲に取り組んでいて、レコーディングをしているのでそちらの方で頭がいっぱいだ。。

それに、草取りをした時にケムシに刺されて二の腕が赤いブツブツだらけになって大変だった。

他にもなんだかよくない事がいくつか続いたので、浅草にお参りしてきた。

家を出る前に久しぶりにカメラを持ち出そうと思い立った。

そう思うと、少しワクワクした。

浅草には先祖の墓もあるし、今住んでいる所からも近いので度々訪れている。



この写真を撮ったのは朝の8時。

まだ通りには人が少なかったが、浅草寺にはすでにたくさんの観光客がいた。
でっかい提灯の前でインド人が交代で記念撮影をしている。
この人たちは、この瞬間にスマホで撮った写真を生涯何度か見返して日本旅行の思い出話をするのだろう。
そして、今自分はその瞬間を目撃している。
この人たちは日本人にスマホやカメラを渡して「ちょっとシャッター押してもらえますか?」と言うのはリスクを感じすぎて無理だろうなー、、とか考える。
我々、日本人は絶対と言っていいほどの確率でちゃんと撮ってスマホやカメラを返すんだけどね。
とか思う。


この辺りのベンチもいつもは海外からの観光客が座っているがまだ誰もいなかった。


公衆電話を見かけたらだいたい撮ることにしている。
今や手のひらに収まるサイズでいろんなことができるスマホに電話の機能もついてるわけだが、この緑色の公衆電話が綺麗に維持されていない時代がくることは僕は決して望まない。
これこそいざという時の安心という象徴のような気もするのだ。



今日、開放で撮ったのはこの一枚だけかもしれない。




結局、朝の浅草をお参りしながら歩いたんだけど、たいしてシャッターは切らなかった。

なんといっても、浅草寺の人が多かったところでシャッターを一枚も切っていないし、
お隣の浅草神社をお詣りしたときも七夕の飾り付けや、風鈴が目についたのにそれも一枚も撮らなかった。

なんでかはわからない。

まあいい。

気が向いた時にカメラを持ち出して、気が向いたらシャッターを切る。
それでいいと思っている。


うちで焼いているチーズケーキ。


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