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僕と筋トレ

30代に入った辺りに人生初のギックリ腰になった。
子供のオモチャを片付けようと床にあったオモチャを前屈みになって取ろうとしたら腰に痛みが疾った。
その時は違和感があるなあと思いながら、次の日を迎えたら!

全く動けなかった。

体を動かす度に激痛が疾って何も出来なかった。
休日って言う事もあって安静にしていたら
なんとか動けるようになった。
そして、30代半ば辺りに2度目のギックリ腰になった。
1回目の比にならないくらいヤバかった。
確か土曜日にだった。
仕事的に1番忙しい曜日だ。
その土曜日の朝、何かの拍子に腰に痛みが疾って全く動けなくなった。
鎮痛剤を飲んでも効果は無いし、かかりつけ医で診てもらっても解決には至らなかった。
とにかく動きたく無かった。
現在の経験からだと、速攻で鍼灸院に電話しるか整骨院に駆け込むだろう。
こういったケースだと整形外科じゃあ無いなあと経験上思うが当時の経験だとあの対応しか思いつかなかった。
とにかく家で横になって、全く動けない僕を見て仕事が出来る状態では無いと判断した様で家族も諦めた。
そして、1人横になってひたすら動かないように痛みが出ないようにビビりながら横になっていた。
ちょっとした筋肉の動きでも激痛が疾ってトイレも這いつくばりながら行っていた。
まるまる3日間は同じ様な状態で安静しかなかった。
なんとか動けるようになって仕事にも復帰して通常の生活になったけど、流石に今回のギックリ腰には本当に参った。
これを境に筋トレを始めた。
よく聞くのが背筋と腹筋のバランスって言うけど数値化も出来ないしバランスがわからん。
とは言え、筋トレをしないと、またギックリ腰になるって考えたらやるしか無い。
当時はYouTubeで調べるって言う事を知らないから、スタンダードな腹筋と背筋をひたすらやっていた。
効果の程はわからんし、とにかくギックリ腰対策トレーニングしてビールを飲むと言う様な生活を送っていた。
ある日、ダンベルが手に入った。
トレーニング癖はなんとなくついていて、深くは考えていなかったけどダンベルが手に入ったからついでに腕も鍛えようってなってダンベルを使って筋トレをしだした。
当時の体重は60キロ無いくらいで身長は172センチでガリガリだった。
腕の筋トレをしだしてある程度期間が経った頃に変化に気付いた。
劇細の腕に筋肉がついた。
明らかに腕が太くなってた。
ビックリした‼︎成果が出始めていた。
筋トレしてるから当たり前じゃけど腕が太くなっていた。
筋肉系の初めての成功体験だった。
こんな自分でも成果はあるんじゃと認識した。
完全に思考が変わった。
色々調べた。
最初はネットで筋トレのなんたるやを学び、その後YouTubeで動画で様々な筋トレ知識を入れ始めた。
あとは行動に移すだけだった。
脳内の半分以上は筋トレになったしプロテインにも手を出していた。
やれる事はやっていった。
器具も徐々に増やしていった。
ベンチプレスに興味を持ちシャフトを購入した。
ベンチ台はなかったから最初は床に寝転がってベンチプレスをしていた。
今思えば床でよくやってたなあとつくづく思う。
最初は30キロも挙げれなかった。
まあ最初はそんなもんじゃろう。
その頃には腹筋と背筋は辞めていた。
まず成果がみえにくく、そっちに時間を割くくらいなら興味がある方に時間を割いていた。
そんな床ベースの筋トレを40歳を迎えるまでやっていた。
ギックリ腰が最初の分岐点である事は確かで
次の分岐点が40歳の誕生日だった。
嫁さんがベンチプレス台を誕生日プレゼントで買ってくれた。
仕事が終わって家に帰ったら、まあ、ごっついダンボールが置いてあって何かと思ったら誕生日プレゼントだしベンチプレス台だし。
メチャクチャ嬉しかったしめちゃくちゃビックリした。
本当にありがとうだった。
早速組み立て筋トレ開始だけど、トレーニング方法が明確ではなかったからネットで調べ探りながら、とにかくコツコツと経験とトレーニング時間を積み上げた。
もちろん常々情報収集もしていった。
情報収集はある程度積み上げたら現在ではそんなにしなくてもよくなった。
むしろ躓いたり疑問に思う事、現在の地点に違和感を感じたら色々と探る。
大事なのは好奇心と行動のみ、自分のやりたい事をトコトンするだけで好きなだけ打ち込む単純なんだけど、筋トレは大概の人には理解はしてもらえないが、そんなの関係ない。
筋トレに関しては損はないと思っとる。
マイナス要因が見当たらない。
これは個人的見解じゃけど、まあ当たってると思う。

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