見出し画像

<速報>自民党の裏金議員は非公認のようだ。群馬銀行幹部も見習う必要がある!

自民党の裏金事件と,群馬銀行の刑事事件について

「国民の信頼を得る」石破首相、旧安倍派幹部ら非公認に
(日テレNEWS NNN)

 いわゆる裏金議員について,石破首相は「非公認」とする事を公表しました。裏金とは脱税行為でもあり,特に自民党旧安倍派幹部らが主導して行ったとされる重大な社会問題となった事件です。
 その後刑事告発されましたが,検察側は,ろくな捜査もせず「不起訴処分」を連発した事も記憶に新しい。つまり,裏金議員たちは難を逃れ,「不起訴処分」を担当した検事は,その後検事総長となりました。
 しかしながら,裏金は脱税行為でもあり,検察側の処分だけでは誰も納得せず,岸田政権も責任をとる形で終わり,現在は石破政権に変わりました。
 そして,来る衆議院選挙では,裏金議員たちは非公認の方針となったのです。つまり,極めて重い処分を石破首相が決めたことになります。
 
 無論,石破首相の非公認の判断が自民党への悪影響は必至であり,猛反発も起きる可能性があります。しかし,だからと言って石破首相が”ちゃぶ台返し”を行えば,これもまた自民党への悪影響は必至であり,「政治とカネの問題」が未解決である以上は,自民党が分裂してもやむを得ないと思います。

 では,私が追求し続けている群馬銀行の未解決の刑事事件はどうでしょうか。行政機関である群馬労働局と共謀し『疑惑の聴取書』を作成した虚偽の有印公文書作成事件であり,前代未聞ともいうべき刑事事件です。
 令和2年当時に前橋地方検察庁に刑事告発した事件ですが,恐らくは,この刑事事件を知る群馬県民は少ないと思います。(→ 事件番号:令和2年検第944号から951号,罪名:虚偽有印公文書作成,前橋地方検察庁,刑法156条並びに刑法65条に該当する)
 
逆に言えば,知っている者たちは上記刑事事件に精通している人物であり,暗に群馬銀行幹部らを擁護している連中です。
 そうでなくても虚偽の有印公文書作成は,有罪になれば「執行猶予なしの実刑のみ」といった極めて厳しい刑事罰であり,恐らく前橋地検の担当検事は「初犯」を考慮して,嫌疑不十分による不起訴処分とした可能性があります。しかしながら,この刑事事件に関与した者は全員被疑者であり,これは前歴として一生涯にわたり残りますので,安泰という訳には行きません。

 つまり,ケジメが必要なのです。

 自民党の裏金事件でも,検察側は不起訴処分を連発しました。しかし,その後政倫審が開催されたり,説明責任を要求される事態は今でも変わっておりません。
 また,派閥の会計責任者が有罪判決に至っても,誰が裏金を指示したりしたのか,裁判でも明らかになっておらず,ヤミ深い状況には変わりがありません。つまり,裏金事件は未解決の状況にあるのです。

 他方の,群馬銀行が関与した上記刑事事件でも,『疑惑の聴取書』について群馬銀行幹部は説明責任を果たしておりません。反省している様子さえも確認できず,このままの状態だと,ヤミ深い状況のままで有耶無耶にされる危険があります。これは,群馬銀行が上場企業である以上は好ましくありません。少なくても,上記刑事事件を公表し,説明責任を果たし,ケジメは付けるべきです。
 今の企業に要求されることは,透明性の高い内部統制の強化と,コンプライアンス精神の尊重であり,これらを誠実に実行することによって企業価値の向上も期待出来ますが,真逆の行為では,信頼を得ることは困難であり,再び不正や不祥事などが発覚すれば,取り返しの付かない事態になっても不思議ではありません。だから,ケジメを付ける必要があるのです。

 健全な組織には,組織幹部による自浄能力が必要であり,組織存亡の危機にならない努力が必要です。組織幹部にとって「不都合な事実だから」といった理由のみで,隠蔽したり口封じなどしてもメリットは一切ありません。
 群馬銀行幹部に自浄能力があるのであれば十分に発揮し,社外役員たちも協力し,真に健全な企業に成長させる必要があります。

 上記刑事事件では,特に『疑惑の聴取書』が実際に存在しています。これは紛れもない事実であり,この『疑惑の聴取書』から逃げないで下さい。
 群馬銀行幹部が説明責任を怠っている事から,『疑惑の聴取書』が怪文書に化けています。非常に深刻な事態です。

以上

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?