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京都ぶらり歩き〈13〉 この世とあの世を往来できる「井戸」を見に行きました

京都には恐ろしい場所が多く存在しますが、その中の一つに平安時代「東の鳥辺野」(とりべの)「西の化野」(あだしの)「北の蓮台野」(れんだいの)と呼ばれた三つの葬送地があって、人が死ぬと亡骸をこれらの地に運び捨て帰る風習(鳥葬・風葬)がありました。そのうち鳥辺野の入口でこの世とあの世の分岐点である「六道の辻」に佇む「六道珍皇寺」(ろくどうちんのうじ創建782~805)があります。

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